2016年11月06日

がっちりマンデー|儲かる黄綬褒章

fc1c8f4e1cbe83e91dd5dc17fc3109f0_s.jpg


がっちりマンデー|儲かる黄綬褒章

長い間、仕事一筋で業績を残し、日本国民の模範になる人に贈られる栄誉、それが黄綬褒章です。ということは、黄綬褒章をもらった人に会いに行けば、儲かりの秘密がわかるはずということで、今回は幸せの黄色いメダル、黄綬褒章、いま仕事に行き詰まっている人に読んでいただきたい内容となっています。

黄綬褒章とは、農業、商業、工業等の業務に精励し人々の模範となるものに授与される
褒章です。




廣山美佐雄さん(84歳)
茅葺き屋根の職人

職人歴60年
一般的な茅葺き屋根は竹で組んだ骨組みの上に茅(かや)と呼ばれる草を何層にも積み重ねたものです。差し茅と呼ばれる積み重なった茅の層の一部を改修する手法のポイントは場所によって傷み方が違うため、それに合わせて茅の量を調節しながら全体の密度を均一にすることにあります。密度の薄いところがあるとそこに雨が溜まりやすくなり、傷みが早くなってしまうのです。

廣山さんの凄いところはどのように茅を葺いて行けば良いか作業完成図が頭の中に出来上がっていてそれに合わせて作業を行っていくので、作業スピードが通常の職人に比べて2倍くらい速いと廣山さんのお弟子さんは語ります。


7849889f74a93db9ce2a48f908147b6c_s.jpg


福島県郡山市
折笠久夫さん(77歳)
ブロック職人

折笠さんは、ブロックを積んで塀をつくる職人さんです。6人の従業員を束ねる折笠ブロック工業の社長でもあります。モルタルというセメントと砂を混ぜたものを接着剤としてブロックを積んでいきます。はみ出たモルタルを拭き取っていきます。この作業を繰り返していきます。折笠さんのブロック積みの凄いところはその強度です。東日本大震災の時に、福島県内のブロック塀がことごとく崩壊しましたが、折笠さんが積んだ約500箇所のブロック塀はびくともしなかったのです。

他の塀と何が違うのか?
折笠さん曰く、鉄筋の本数を減らしているブロック塀が結構あるというのですが、決してそのようなことをせずに、モルタルも節約しすぎることなく目いっぱい使うといいます。さらに折笠さんのブロック塀の凄いところは、積み方が正確であるということです。柔らかなモルタルでくっつけて積んでいるので十字の目地を真っ直ぐに揃えることは簡単な作業ではありません。街中のブロック塀の目地をよく見てみるとズレていることが多いのがわかります。



東京都府中市
斎藤克摩さん(46歳)
NECスペーステクノロジー株式会社

ロケットや人工衛星に組み込む様々な機器を専門につくる会社に勤める斎藤克摩
は、人工衛星やロケットの搭載機器の組み立て製作で黄綬褒章を受賞しました。

日本中を感動の渦に巻き込んだ「はやぶさ」にも斎藤さんが組み立てた様々な機器が搭載されていました。そんな斎藤さんの凄技が基盤のはんだ付けです。人工衛星のはんだ付けはすべて手作業ですが、ロボットを使った方が正確のように思えます。斎藤さんの曰く、機械よりも人間の腕の方が高品質なものが出来上がるといいます。

ロボットがはんだ付けをできるようにするためには、何度も設定を調整しなければなりません。設定さえできれば大量生産のはんだ付けが可能ですが、人工衛星のような一点ものの場合は、その設定に時間とお金がかかりすぎるため現実的に不可能なのです。

斎藤さんのはんだ付け作業を見てみると肉眼では細かさすぎてわからないほど精細な作業です。はんだ付の1番のポイントはこて先をやや寝かして熱を一気にはんだに通すことだといいます。時間をかけすぎると基盤が痛んでしまうためです。


794078b0cf940cd358303b2b0a2c0525_s.jpg


坪内憲治さん(73歳)
美容師

大阪リーガロイヤルホテル内にあるモンレーブ坪内という美容室に、黄綬褒章を受賞した凄腕の美容師さんがいます。美容師歴53年の坪内憲治さん(73歳)です。

店舗のスタッフに坪内さんの凄いところを聞くとカットが速いといいます。普通の美容師は、目的の髪型するために少しずつ全体のバランスを見ながら切って行きますが、坪内さんのカットはお客さんの頭の形にあわせてその場所に合ったカットの角度を瞬時に判断し、ずばっと一気にカットして行きます。濡れた髪を切りながらブローをした時の完成形がイメージできているといいます。


posted by CYL at 09:06 | がっちりマンデー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年10月30日

がっちりマンデー|儲かる変なチェーン店

8c442278781718ff7573d229a2659426_s.jpg

がっちりマンデー|儲かる変なチェーン店


儲かる変なチェーン店@
ミリオンスーパーショップ
急増!イエロー自販機


ミリオンスーパーショップは、本社を沖縄に置く(株)ミリオンが運営する格安自動販売機です。2011年に関東に進出し、いまでは首都圏に1000台以上の自動販売機が設置されています。

儲かりの秘密1
メーカー在庫大量仕入れ
一般的に激安自動販売機の場合、あまり知られていないドリンクが並ぶことが多いのですが、ミリオンスーパーショップはコカコーラなど有名なブランドのドリンクが並んでいます。

ここに儲かりの秘密があります。たとえば、今年は台風などの影響により冷たいドリンクがメーカーの計画よりも売れませんでした。そのため、メーカーには在庫が残っています。人気のドリンクは時期ごとにパッケージデザインを変えるため、メーカーとしては残った在庫をなるべく早く出荷したいと考えます。そこに目をつけたのがミリオンです。それらの在庫を大量に買い取ることで安く提供ができるというわけです。

儲かりの秘密2
毎月定額をオーナーにお支払い
一般的に飲料メーカーが自動販売機を設置した場合、自動販売機は無料レンタルとなり、オーナー(自動販売機を置く人)は売れた金額の何割かをもらう歩合制です。この場合、まったく売れなかった場合は、電気代などでオーナーが赤字になることもあります。


ミリオンの場合、毎月決まった金額を自動販売機の占有料としてオーナーに支払うため、損するリスクを低く抑えることができるのです。



d26a409942d33a9e3a940c1b9a21b531_s.jpg

儲かる変なチェーン店A
Oh!庭ya!
(木一本、草むしりだけでもOK。明朗会計の植木屋さん)

儲かる変なチェーン店B
旬菜亭(しゅんさいてい)
通夜、葬儀などに仕出し料理を提供。牛フィレ、牛タンなど他にはない豪華メニューと予想を超える弔問客の訪問にも対応可能。急な追加の注文もOK。



posted by CYL at 09:18 | がっちりマンデー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年10月23日

がっちりマンデー|月刊食堂が教える地方バラバラジャングル王

9cc0545bd4fa5a5ce64c7b9397b7a122_s.jpg


月刊食堂が教える
地方バラバラジャングル王


今回のがっちりマンデーは、月刊食堂の通山編集長が教えるいま儲かっている飲食店に
スポットを当ててその儲かりの秘密に迫ります。

ドミナント戦略という狭い地域に1種類のお店をたくさん出店してお客を集める手法がありますが(ABCマートなど)、そんなドミナント戦略の一歩先を行くひとつの会社がジャンルのバラバラなお店を狭い地域に出店して成功を治めている地方都市の飲食店を紹介します!


6e28a7f46533aefd478a5fd9439aa5f2_s.jpg


兵庫県姫路市
株式会社エイトリンク


(株)エイトリンクは、JR姫路駅から半径300m以内に4業態6店舗を展開しています。
焼き鳥のまるまさ屋、天ぷらの天屋まるまさ、イタリアン酒場のMARUMASA、肉バルの肉屋まるまさなど。

出店業種に中都市姫路に合わせた戦略があります。人口は54万人の姫路市では、いま首都圏で流行っているパクチーなど食材特化型の業態で出店しても人口の分母が小さいので成り立たないと(株)エイトリンクの松尾社長は語ります。

そこで飲食の4大ジャンル(焼き鳥、イタリアン、肉、天ぷら)を姫路に合わせて少しアレンジを加えています。たとえば、イタリアン酒場のMARUMASAは入店しやすいようにあえて居酒屋のような装いにしています。また、スパークリングワインをジョッキで提供するなど姫路に合わせてアレンジを加えています。

また、集客のため目玉となる高原価商品を置いています。ただし、目玉商品だけ食べられると困るのでほどほどのボリュームで提供しています。肉バルの看板メニュー「肉焼き盛り」は牛のモモ肉、ロース、タンがそれぞれ150gずつ、合計450gの商品原価率78%という超太っ腹メニューですが、ここに儲かりの戦略があります。

一番多いのが男性の三人組のお客さんだというデータに基づいて、肉焼き盛りの450gは決められています。つまり、男性ひとりあたりは150gとなりちょっと物足りないのです。となると原価率の低いサイドメニューを追加注文することになり、その結果、三人組の平均オーダーはメイン1皿、サイドメニュー6皿、お酒7杯、合計約9000円となります。メインだけだと78%だった原価率が最終的には48%となり、諸経費を引いた利益は約20%となるという戦略です。(株)エイトリンクの6店舗の年商は3億5000万円とがっちり儲かってます!



posted by CYL at 09:44 | がっちりマンデー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年10月16日

がっちりマンデー|隠れた所で人力ビジネス

86b54e128e00eaa81a123c81e3ca113f_s.jpg


がっちりマンデー|隠れた所で人力ビジネス


目覚ましい進化を遂げるデジタル技術。10年から20年後には現在人間が行っている仕事の5割が人工知能やロボットに置き換わるといわれ、コンピューター化が進んでいます。


しかし、そんな時代の潮流の中でも隠れた場所で人の力が活用されている仕事がまだまだたくさんあります。今回はそんな人力で儲かっている企業にスポットを当てて紹介します。



baaaed643072f76a4c0412d468d12298_s.jpg


全国32万人の主婦の力をフル活用
鰍、るる(ULURU)

東京中央区にある鰍、るるは、国内最大級の入札サイト「NJSS入札情報速報サービス」を運営しています。自治体から出される仕事を獲得するためには入札をしなければなりません。ところが入札情報を集めるためには張り紙を見たり各サイトにアクセスしてこまめにチェックしなければならず、それらに作業は地味に骨の折れる手間のかかる作業です。


それらの不便を解決してくれるのが入札サイトNJSS入札情報速報サービスです。全国の入札情報がまとまっていて地域や仕事の内容で検索することが可能です。毎日6000以上の入札情報が集められ、これまで10万社が会費を払って入札情報を入手しています。


しかし、1日6000件以上という膨大な入札情報をどうやって入手しているのでしょうか?やはりITを活用して情報収集しているのでしょうか?気になるところですが、情報は在宅で働いている主婦の方々が集めています。それぞれ担当の役所が決まっているのでそのホームページを閲覧し、週3回、入札情報の更新をチェックしているのです。


49ddb86430a52c2645808ad750ac7618_s.jpg


ファッションカタログ通販の会社
ドゥクラッセ(DoCLASSE)

ドゥクラッセ(DoCLASSE)が運営するのは、40代から50代の主婦向けのファッション通販サイトです。売り上げは年々右肩上がりで成長を続けているその秘密は、コールセンターにあります。コールセンターのオペレーターが実際に商品を試着してサイズ感などをお客さんへ伝えているのです。通販なのでやはり着心地や着丈など実際に商品を目にして試着ができないため、気になります。そんな通販の不安点をコールセンターのオペレーターがお客に代わって実際に試着をすることで解消してくれるのです。



フォントづくりのモリサワ文研

作ったフォントは約1000種類、日本の印刷出版物の8割がモリサワ文研のフォントだというから驚きです。フォントの使用料でがっちり儲かっているのがモリサワ文研鰍ナす。


一つのフォントで作る文字23000。まず500手書きで書いてそれらを23000に拡充していく作業を行います。一つのフォントができるまでには短くて1年、長いものだと5年かかると言います。


posted by CYL at 09:24 | がっちりマンデー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年10月09日

がっちりマンデー|儲かるだしビジネス

6cba81272a3e7e7a06821de0af4b6df3_s.jpg


がっちりマンデー
儲かる”だし”ビジネス



2013年世界無形文化遺産に登録され海外からも注目を集める和食。和食の基本であり味を決める存在が「だし」。風味豊かな味噌汁、おでん、煮物に鍋、どれもだしが味の決め手になります。今回はそんな「だしビジネス」にスポットを当てて儲かりの秘密に迫ります。

かつお節のヤマキ

愛媛県伊予市にあるヤマキ株式会社は、年間売上450億円、取り扱い商品は約150種類とまさにだし業界のトップランナーです。だし原料は、昆布や煮干しなど色々ありますがヤマキがこだわっているのはかつお節です。

原料保存庫には鹿児島県枕崎産、指宿産など名だたる産地から取り寄せられたかつお節がダンボール4万3千箱も保存されています。日本で消費されるかつお節3万8千トンの内、ヤマキが取り扱っているのは5千トンと取扱量日本一を誇ります。

削りのプロフェッショナル
かつお節の削り作業にはあるプロフェッショナルの存在が欠かせません。それが換鉋手(かんぽうしゅ)です。鉋(カンナ)を換える人という意味で、かつお節を削る調整役です。

合計28枚の鉋の刃がついた機械の鉋の刃を調整し、美しい削り節の条件である厚さ0.03ミリ以下を毎日の実現させます。かつお節の種類・気温・湿度などで削れ方が微妙に違うので毎日の調整が大切なのです。

循環抽出法とは
ヤマキの工場の心臓部といえるのが、だしの抽出機です。そして抽出の方法にこそヤマキのこだわりがあります。それが「循環抽出法」です。

機械でだしを取る時はかつお節とお湯をかき混ぜて最後にフィルターで濾すのが一般的ですが、ヤマキはかき混ぜないのが特徴です。だし汁を機械の中で循環させることで小さいかつお節の層があたかもフィルターの役割を果たし、濃厚なだしが取れるのです。”だし”で”だし”をとるというのがヤマキ流の抽出方法です。


8191a0367d2cc92c08beb95a706156a9_s.jpg


だしの専門店「茅乃舎(かやのや)」
六本木にある東京ミッドタウンにあるだしの専門店「茅乃舎」。煮干しだし、野菜だし、椎茸だしなどのだし商品はもちろん、ドレッシングや焼肉のタレまでだし入りのあらゆる調味料を扱っています。

一番売れている「茅乃舎だし」は、小分けのパックになっていてお湯にそのまま入れて煮出すだけでだしが取れます。だしの利いた美味し料理が手軽にできると評判です。レシピサイトのクックパッドには、茅乃舎のだしを使った料理が500件以上掲載されています。

全品試食可能
店内でだしの試飲や調味料の試食ができることはもちろんのこと、お店にある商品は店員さんに言えば、全品試食可能です。とにかく食べてもらえれば味がわかるということです。

味の原点「久原醤油」
味の原点は、福岡県糟屋郡にある明治26年創業の久原醤油にあります。2005年、久原醤油が自社の調味料を美味しく味わえる日本料理のお店「茅乃舎」をオープンしました。お店のだしの味を気に入ったお客さんから、だしを家で使いたいという要望から、だしだけの販売を始めたのが、だしの専門店「茅乃舎」の原点です。いまでは全国20店舗、年商160億円とだしビジネスでがっちり儲かっています。

posted by CYL at 09:03 | がっちりマンデー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする