2016年06月17日

ワールドビジネスサテライト:激変!グローバル流通業 イケア(IKEA)

db2c35ec6a138e816a972ec33a61ae77_s.jpg


ワールドビジネスサテライト
激変!グローバル流通業 イケア(IKEA)




イケアの商品開発の柱
デモクラティックデザインとは

北欧スウェーデン南部にある人口約1万6000人のエルムフルトはイケアが73年前に創業した場所です。先週、エルムフルトで年に1度のイベントが開催され世界各国から集まったメディアに新商品のお披露目が行われました。

イケアの商品戦略の柱となっているのが、デモクラティックデザイン(Democratic Design)です。デモクラティックデザインは下記の5つの要素から成ります。これら5つの要素を全て満たしたものだけがイケアの商品となるのです。

デザイン(design)
機能性(function)
品質(quality)
持続性(sustainability)
低価格(low price)




最大の脅威はイケア自身
イケアの総収入はこの10年右肩上がりに拡大していますが、イケアグループのペーテル・アグネフィエルCEOは、現状に警戒感を示しました。今イケアにとって最大の脅威は現状に満足してしまう危険性を持つイケア自身にあると語ります。


殻を破る新戦略
そこで、ペーテル・アグネフィエルCEOが打ち出したのが2つの新戦略です。ひとつ目はネット販売の強化です。これまでイケアは実店舗での販売に重点を置いてきましたが、日本でもネット販売サイトを立ち上げる計画があるといいます。

もうひとつはは家具以外の商品開発です。例えば若者の車離れを意識してイケアが開発したのが自転車です。アルミ製のフレームは25年保証というから驚きです。また、一見本のように見えるのが、電池の充電器です。日本の家電メーカーと共同で開発したといいます。


posted by CYL at 08:00 | ワールドビジネスサテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年06月16日

ワールドビジネスサテライト:激変!グローバル流通業 米ウォルマート

453d1f6bb50ee6bd13600a7768bb5163_s.jpg


ワールドビジネスサテライト
激変!グローバル流通業 米ウォルマート



人への投資へ舵を切る
経済雑誌「フォーチュン」に発表されたアメリカ企業の売り上げランキングで4年連続1位を獲得したのがウォルマートです。

従業員の賃上げを決断
ウォルマートの株主総会には世界各国から従業員が参加します。そんな晴れ舞台でマクミロンCEO自らが一人の従業員の昇進を祝いました。

従業員を大切する姿勢を見せたのには訳があります。昨年全米で最低賃金15ドルを求めるデモが巻き起こりましたが当時のウォルマートの最低賃金が7ドル台であったため、強い批判を受けたのです。

そこで、ウォルマートは米国内の120万人の授業員の賃上げを決断し、最低時給を7.3ドルから10ドルに引き上げました。

一方で、賃上げの陰にはアメリカ国内の約4700店舗のうち150店舗以上を閉鎖し、約1万人が解雇された現状があるのも事実です。

打倒!ネット通販
これらの背景にあるのがネット通販との競合です。ウォルマートはの売り上げは過去30年で初めて前年を割り込みました。

ウォルマートもネット通販事業を展開していますが現在は全体の売り上げの3%未満で収益の柱となるには程遠いのが現状です。

鍵となるのは質の高い人材
そんな中、マクミロンCEOが次なる成長の鍵として打ち出したのが人材強化です。

従業員教育施設「ウォルマート・アカデミー」を設立し、従業員に販売や接客を教えます。今後、全米で200か所で新たに施設を設け、年間で14万人以上を教育する予定です。接客レベルを上げて店の魅力を高めるのが狙いです。

posted by CYL at 22:25 | ワールドビジネスサテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年05月26日

ワールドビジネスサテライト|旅行界の巨人「エクスペディア」の新戦略

c3aeb96ffec46dbed80093e3e494ce6c_s.jpg


ワールドビジネスサテライト|
旅行界の巨人エクスペディアの新戦略



旅行界の巨人
エクスペディアの新戦略


エクスペディアは航空券やホテルを割安でオンライン予約できるサイトです。エクスペディアは、世界最大のオンライン旅行会社で世界約70カ国で展開し、年間2億以上の宿泊予約を受けています。

そんな旅行業界の巨人「エクスペディア」が今年戦略的に強化するのが日本市場です。

エクスペディアのダラCEOは、日本市場は前年比80%増と急成長を続けており、今後もその成長に期待しているといいます。

しかし、エクスペディアにおける日本の登録宿泊施設は数千軒にとどまっており、その数字は日本全体の宿泊施設数の10分の1にも満ちていません。


0d84db2ae703d92125a32420adb99197_s.jpg


急成長の日本市場攻略
そのカギは、、、


そこでエクスペディアが成長の鍵として注目しているのが「旅館」です。例えば、箱根の旅館登録数で比較してみると楽天トラベルやじゃらんでは200軒を超えていますが、エクスペディアでは約80軒と大きく水を開けられている状況にあります。

実際に箱根の老舗旅館「龍宮殿」では、エクスペディアに登録し外国人観光客が増えたといいます。特に最近増えているのが中国からの個人旅行客のようです。

龍宮殿では、2013年にエクスペディアに掲載し、当初7%台だった外国人観光客の比率は現在では約30%に迫るまでになり、Wi-Fi環境や浴衣のレンタルなどリピート客を増やすためサービスの充実に取り組んでいます。

2020年の東京オリンピックに向けて右肩上がりの外国人観光客をいかに自らの売り上げに取り込むことができるのか日本各地の宿泊施設にとってエクスペディアは良い選択肢の一つになりそうです。

posted by CYL at 22:59 | ワールドビジネスサテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年05月25日

ワールドビジネスサテライト|京都府×三越伊勢丹、売れる工芸品を!

502172fbed0e49659921ec542789f5dd_s.jpg


ワールドビジネスサテライト
京都府×三越伊勢丹
売れる工芸品を作れ



百貨店の新たなビジネスモデル
2016年5月24日の午後、京都府と百貨店最大手の三越伊勢丹ホールディングスが「ものづくり事業説明会」なるものを開催しました。

会場に集まったのは京都の伝統職人の若手たちです。伝統産業は、売上の減少や後継者不足により斜陽産業のひとつですが、そんな伝統産業を盛り返そうと多くの若手の職人たちが会場へ集まりました。

今回、百貨店最大手の三越伊勢丹ホールディングスが京都の伝統職人の若手とタッグを組んで進めるのが、新たなものづくり事業です。


客のニーズを知る百貨店と伝統工芸の職人がタッグを組むことで従来型の百貨店のビジネスモデル、既存の商品を選んで売るというだけでなく、職人と一緒に一から商品開発をすることで他社との差別化を図るのが三越伊勢丹の狙いです。

69fb81faf5b50cab14a9a36fe7860ed4_s.jpg


職人+百貨店
説明会に参加したひとりが清水焼(きよみずやき)と呼ばれる陶磁器職人の高島慎一さん(44)です。

400年の歴史を持つ清水焼は青や黄色など鮮やかな色彩と絵柄が特徴です。古くから宮中や寺院で生まれた独特の美が清水焼には表現されています。

高島さんの売上は最盛期の3分の1ほどに落ち込んでいます。年々作品の質を上げてきましたが残念ながら売上にはつながっていないのが現状です。

高島さんは長年にわたり京都府などの自治体の支援を受けてきましたが、自治体主導の方法には限界があります。

販売箇所の不足、できた商品を見せる機会がないと京都府の担当者は語ります。その課題克服のため、京都府は職人と百貨店を結びつけたのです。

伝統とは革新の連続とはよく言ったのものです。お客のニーズを知る百貨店と伝統工芸の若手たちが織り成す化学反応に期待したいところです。


posted by CYL at 23:27 | ワールドビジネスサテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年04月07日

ワールドビジネスサテライト|ノウハウをすべて公開する革新的設計事務所

bb6424ce7a3f288ed20b37ba35001bf5_s.jpg


ワールドビジネスサテライト|
ノウハウをすべて公開する革新的設計事務所



カイシャの鑑
「フリーダムアーキテクツデザイン」



設計事務所へ住宅を依頼するのは一般的には敷居の高いものとされていますが、東京中央区に本社を置く建築設計事務所「フリーダムアーキテクツデザイン」は、そのノウハウをすべて公開することで業界の常識を打ち破ります。


4分の3が設計士
設計事務所の花形は何と言っても設計士です。「フリーダムアーキテクツデザイン」は、実に200名のスタッフの内150名が設計士という珍しい組織形態をとっています。

設計士兼営業マン
さらに通常、設計士の仕事は設計図作成、工事監理ですが、フリーダムアーキテクツデザインでは、営業から
住宅ローンの相談、土地探し、建材の選定、竣工・引き渡し、アフターサービスまで多岐にわたります。

設計士が最初からずっと関わることで、客との信頼関係を構築します。それはお客にとっても良いことである一方で、設計士のモチベーションにとっても良い影響を与え、相乗効果を生み出しています。

0ba3237c19078875c42fb8bb33b87f2c_s.jpg


客にもライバル企業にもノウハウを全部公開
さらに2年前から業界のレベルアップのために設計図や使用建材のデータを社外に公開することを始めました。

代表を務める鐘撞(かねつく)正也さんによると公開することのデメリットはなく、料理のレシピと同じで同じものができたとしても実は細いかい所が違うと言います。一方で、公開することのメリットとしてオープンな会社でノウハウがたくさんということがアピールとなり採用面で非常に効果があると語ります。

実際に2年前のノウハウ公開から入社希望者が殺到し、社員の数は69人が増加し、業績も右肩上がりで2014年度は過去最高の売上高を記録しています。

アーティストの設計士は不要
これまで建築家・設計士は、作品を作る行為がもてはやされてきたが、一つのデザインを追求するよりも多様なデザインの引き出しを持つのが良いと考え、フリーダムアーキテクツデザインでは、設計士同士が助け合うのが決まりとなっています。

総額表示ではなく内訳も公開
通常住宅価格は総額表示ですが、フリーダムアーキテクツデザインでは、過去の工事費の内訳を公開しています。

設計事務所
フリーダムアーキテクツデザイン
業界の常識を打破!!
⇨4分の3が設計士
⇨総額表示ではなく内訳も公開
⇨設計士同士が助け合う
⇨設計図や使用建材のデータを社外に公開
⇨設計士が設計からアフターサービスまで行う



posted by CYL at 23:38 | ワールドビジネスサテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする