2015年07月27日

経済フロントライン|未来人のコトバ_山岳カメラマン平出和也

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経済フロントライン|未来人のコトバ
山岳カメラマン平出和也さん


2013年5月、80歳でエベレストを登頂した三浦雄一郎さん。その様子を三浦さん本人から指名を受けて撮影し続けた人物がいます。山岳カメラマンの平出和也さん(36)です。

ひとが撮ったことのない映像を撮ってみたい、見たことにない世界を伝えたいと語る平出さんの言葉は、「自分しかできないことを実行する」です。登山家としても実力を評価されている平出さんは、独自の発想による撮影で知られています。「ひとと同じように撮れるものだとおもしろくない。だから、ひとと違う角度から撮ってみると平出さんは言います。

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飛躍のきっかけ
誰も撮れない映像に挑み続ける平出さんの飛躍のきっかけは10年前のある出来事でした。インドの怪峰と呼ばれるシブリン山の北壁の登頂に成功したものの下山中にトラブルに見舞われました。平出さんは、寒さや疲れから凍傷を負い、右足の指3本を失いました。

その後、平出さんは冷静な判断が最も重要だと考えるようになりました。パキスタンにあるシスパーレでは、これまでに3回登頂に挑みましたが、すべて撤退しています。

「自分がいる場所が、危険なのか困難なのか、困難であれば自分の力で何とかできるが、危険は自分では解決できない。(10年前の出来事以来)危険な場所を自分で客観的に判断できるようになった」と平出さんは語ります。

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次なる野望
登山家としての冷静な判断とカメラマンとしての独自の発想、それが誰も見たことのない映像を生み出しています。現在、平出さんが取り組んでいるのは、エベレストの頂上を凧をつかって更に上から撮影することです。軽くて持ち運びやすい凧を使って、糸に巻き付けるだけで簡単にカメラを固定できるようにし、撮影の準備を進めています。遙か上空か見下ろすエベレストの山頂、誰も挑んだことのない映像に2016年春に挑みます。


posted by CYL at 12:35 | 経済フロントライン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

経済フロントライン|企業の豪雨対策最前線

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経済フロントライン|企業の豪雨対策最前線



うだるような暑さがつづく日本列島で、警戒されるのが局地的に大雨が襲う集中豪雨です。このところその発生頻度は増加傾向にあります。ひとたび浸水すると都市機能は麻痺します。こうした集中豪雨に備え、企業の対策が進んでいます。

事業継続計画(BCT)とは
企業にはBCT(Business Continuity Planning)という事業継続計画の策定という経営課題があります。災害などの事態を想定していかに事業を継続されていくかというものを投資家などに示すというものです。

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水害ビジネス&水害対策.jpg


水害対策|止水シート
東京江東区にある金属加工の会社は、2年前、豪雨のため工場が浸水する被害を受けました。幸い製品が水に浸かる被害はありませんでしたが、豪雨対策の必要を痛感しました。

以前は豪雨の度に、土嚢を20分以上かけて積み上げていましたが、浸水を十分に防ぐことはできませんでした。そこで導入したのが「止水シート」です。設置作業開始から終了までおよそ2分で完了し、いわゆるゲリラ豪雨にも対応可能です。止水シートの効果を実験で確かめてみると、水を入れると水圧でシートがドアに密着し、水深50cmまで浸水に耐えることができました。

水害対策商品開発
文化シャッター

止水シートを開発したメーカーが栃木県小山市にありました。企業のニーズの高まりを受けて、様々な商品の開発を進めていました。たとえば、3mの水深に耐えうるドアや自動ドアの前に簡単に設置できる止水板などです。これまでの販売先は、公共交通機関が中心でしたが、いまでは一般企業にも広がっています。

水害補償保険の充実
損保ジャパン日本興亜

保険業界も動きだしています。企業向け保険の水害補償は、これまで損害の70%など、一部を補償するものが主流でしたが、最近は損害のすべてを補償する商品の販売が増えています。その保険料は高めとなりますが、100%の補償を求める企業が相継いでいるといいます。

豪雨予測情報提供
民間気象会社|ウェザーニュース

企業に予測情報を提供するサービスも広がっています。2015年7月7日から運用が始まった気象衛星ひまわり8号のデータを民間の気象会社が活用し始めました。観測の頻度が増え、画像の解像度が上がったことで急速に発達する積乱雲の様子を詳しくとらえることができるようになりました。

現在、この気象会社が情報提供を行っている企業は、約40業種2500社に上ります。さらに独自に取得したデータを使って詳細な情報を提供することで顧客の増加を目指しています。

ビッグデータ活用|パスコ
豪雨によって災害が起こる可能性を予測するため、ビッグデータを活用するサービスも始まっています。気象データに加えて、各地域の災害の危険情報や鉄道や道路の通行規制の情報、自動車の通行状況など、様々なデータから分析し6時間先までの災害の危険性を予測するシステムを開発しました。

システムを導入した大手自動車部品メーカーは、資材の調達や商品の納入に欠かせない物流網が途切れると経営をも揺るがしかねないとしてシステムの導入に踏み切りました。

担当者が全国の自社の物流ルートを毎日モニタリングしています。ある日、工場がある鹿児島県に注意を促すサインが出されました。国道や県道で豪雨によって通行が規制される可能性があるという情報でしたが、工場を結ぶルートとは離れていたため、担当者は影響がないと判断しました。

会社では、物流ルートに災害の危険があった場合、ルートを変更するなど対策をとっていく方針です。


posted by CYL at 11:59 | 経済フロントライン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年07月22日

経済フロントライン|未来人のコトバ|ニトリ社長_似鳥昭雄(71)

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経済フロントライン|未来人のコトバ|
ニトリ社長_似鳥昭雄(71)



28年連続で増収・増益を達成しているニトリ。その社長である似鳥昭雄さんが大切にしている言葉は、「人がやらないことをやる」という言葉です。人がやらないことの”人”の中には、過去の自分も含まれているといいます。

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「道なき道をかき分けて自分の道を最初につくっていくのが好き。誰かがつくった道を歩きたくない。私でなければできないというものだけをやっていく。それが快感」と似鳥さんは語ります。

ニトリの歩み
昭和42年、ニトリの最初の店が札幌にオープンしました。それは当時の業界の常識を破るお店でした。それまでほとんどの家具店は問屋を通じて商品を仕入れていましたが、ニトリは問屋を通さずに、メーカーから直接仕入れることで、同じ商品を格安で提供するようにしました。

しかし、当然ながら全国の問屋から反発がありました。さらに、問屋の反発を恐れたメーカーもニトリへの出荷を停止し、ニトリは結果的に仕入れ先を失ってしまいました。

この危機を似鳥さんは、人がやらない方法で乗り切ります。インドネシアやベトナムに自社工場をつくって家具の企画製造から販売まで手がけるというこれまでにないビジネスモデルをつくったのです。

そこには当然リスクがあります。しかし、似鳥社長はリスクを怖がっていては行動は生まれないと語ります。その行動は他と同じ事ではないことを常に心がけていたといいます。

ニトリはそんな独自の方法で、昭和62年以来、28期連続で増収増益を達成し、業界のトップを走っています。

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新たな一歩|銀座に新店舗
2015年4月、東京銀座に新たなお店を出店しました。販売する商品は格安のものではなく、質の高さやデザインを重視した、やや高めの商品です。景気が回復する中で変わってゆく消費者の好みを掴むためには、ますます人がやらないことが求められていると似鳥さんは語ります。

「自分をゼロにする。過去と同じ事をやれば、ピンチがピンチになってしまう。ピンチをチャンスに変えるには変化をしていく。つくって成功したその瞬間から、それ以上のものを考えて走っていかなかればならない。」銀座の新店舗にはそんな似鳥さんの想いが込められているようです。



posted by CYL at 14:41 | 経済フロントライン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

経済フロントライン|IT技術者を確保せよ〜ベトナムの技術者〜

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経済フロントライン|
IT技術者を確保せよ〜ベトナムの技術者〜


IT技術者人材不足
IT企業900社を対象として行ったアンケート(2014年度情報処理推進機構調べ)では、IT技術者が大幅に不足していると答えた企業とやや不足していると答えた企業を合わせると全体の87%を占める結果となりました。ほとんどの企業が人材の不足に直面していることがわかります。

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海外からの採用
その人材不足を補うのが海外からの人材です。現在、日本で働くIT技術者で一番多いのが、中国出身の技術者です。つづいて韓国、アメリカ、ベトナムと続きます。注目は、ここ数年で急増している4位のベトナムです。

ベトナム|国を挙げた取り組み
急増の背景にあるのは、国を挙げて取り組んでいるIT技術者の育成にあります。大学には実践的なコンピューターのプログラミングを学ぶコースが設けられ、即戦力となる人材を数多く輩出しています。

さらにベトナム国内にあるIT企業も国の支援を受けて急成長しています。ベトナム最大手のソフトウェア会社「FPTソフトウェア」は社員数7000人、優秀な技術者を数多く抱え、200社以上の日本企業と取引があります。

会社では人材が不足する日本市場に向けて社員の日本語教育に力を入れ、日本語の話せる技術者を1万人養成し、日本への派遣を計画しています。

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日本のベンチャー企業がベトナムで会社説明会
IT技術者不足に悩むベンチャー企業では実際にベトナムを訪問し、優秀な人材の確保を行っています。ネットスマイルの畑野仁一社長は、日本語とITを学ぶ学生に向けて会社説明会を行い、すぐに面接をして採用を決めました。日本で働くだけはなく、海外で事務所を展開する際の重要なパートナーとしても彼らを見ていると畑野さんは語ります。

ベトナム人の気質と協調性を大切にする日本企業が求める会社風土がマッチしていることが、ベトナム人を日本企業が採用する要因のひとつとなっています。ベトナムの国を挙げた取り組みと”一緒に働きやすい”ということがベトナム出身の技術者の増加の背景になっているようです。


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posted by CYL at 14:14 | 経済フロントライン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2015年06月14日

経済フロントライン|奈良県が夏の宿泊代を割引


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奈良県が夏の宿泊代を割引




その背景には何が

法隆寺五重塔、東大寺大仏など3つの世界遺産と200点以上の国宝がある奈良県ですが、意外なことに環境庁のデータによると47都道府県の宿泊者数ランキング(平成26年)ではワースト1なのです。奈良に訪れる観光客に話を聞いてみてもほとんどの人が京都に宿泊していました。

そんな状況を受けて危機感を抱いた奈良県が動き出しました。総額2億5000万円をかけたキャンペーンを打ち出しましたのです。それは独自サービスを考案した宿に県が補助金を出すというもので、宿泊客ひとりのあたり最大で5000円の割引をする仕組みです。宿泊施設により高いおもてなしの心をもってもらうことで、宿と自治体が一体となって宿泊者数を増やそうとしています。

独自のサービスで宿泊客を呼び込め

キャンペーンに参加している宿のひとつ、築100年の古民家を改装した民宿「農家民宿とまりゃんせ」。農家を営んでいるこの宿の独自のサービスは地元の有機野菜などをつかった料理です。宿のご主人が山で仕留めたイノシシの肉などユニークな食材も使われています。

また、市中心部にあるホテル「奈良パークホテル」では蘇と呼ばれる日本最古の乳製品を提供しています。平城京の貴族が食べていたといわれている一品で、牛乳を弱火で12時間煮詰めた後冷やして固めてつくります。奈良に泊まって昔の貴族の気分を味わってもらおうというワケです。

さらに奈良パークホテルでは、地元の人でもあまり知らない穴場スポットを紹介しています。それは夕暮れ時の東大寺二月堂です。そこから奈良の夜景を望むことができるのです。


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国内の旅はるるぶトラベル
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