2016年05月17日

ガイアの夜明け|育て!会社を背負う者たち

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ガイアの夜明け|育て!会社を背負う者たち

Summary(まとめ)
あらゆる規模の企業が抱える
経営課題「人材育成」

大企業|三菱商事

創業以来の初の連結赤字
ビジネスモデルの変換期
仲介業務⇨事業投資⇨事業経営

新しいビジネスモデル
経営を担う人材の育成
⇨投資先へ送り込む
⇨企業を成長させる
⇨収益を上げる

実例:ファーストリテイリングへ
三菱商事の社員を出向させる
柳井社長の経営を実践で学ぶ

中小企業|大人の武者修行
中小企業向けの人材育成プラン
経済産業省の補助事業
全く異業種での研修



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商社のビジネスモデルの変化
喫緊の課題|経営を担う人材の育成

これまで商社は日本企業が輸出や輸入など国内外の取引をする際に間に立つ会社として発展を遂げてきました。たとえば石油などの資源、麦やトウモロコシといった食糧、ファッションブランドなど海外から日本企業へ紹介し、その仲介業務による手数料で収益を上げています。しかし、近年各企業が独自に海外に取引をはじめるなど商社がかかわる機会が次第に減ってきたといいます。

そこで新たに力を入れているのが「投資」です。資源の開発や水産物の養殖といった海外事業への投資や国内の外食産業や小売業への出資を積極的に行っています。

そして、今、商社がもっとも力を入れているのが経営を担う人材の育成です。商社のノウハウをもつ人材を投資先に送り込み、企業を成長させて収益を上げるというのが狙いのようです。

中小企業向けの人材育成プラン
大人の武者修行

大人の武者修行は、中小企業向けの人材育成プランで経済産業省の補助事業として2014年からスタートしています。約100社を優良企業として認定しそこに人材育成に悩む中小企業が将来を担う幹部候補を送り出します。期間は2週間以上で研修費の3分の2を国が補助します。全くの異業種で修行を行うのが最大の特徴です。

十勝バスの再生物語
89年をピークに売り上げが激減し一時は倒産の危機に陥った十勝バスは、40年ぶりに増収に転じました。十勝バスを経営危機から救ったのが4代目社長の野村文吾さんです。大人の武者修行として研修にやってきた研修生にこう語ります。

「朝起きて意識して歯を磨いていますか?気がついたらいつも通りにやっている。悪い磨き方だと虫歯ができる。「よい習慣」をどれだけ身につけられるか。勝手に自動操縦に入っていつまでも成果を出すやり方を続ける。」

悪い習慣を良い習慣に切り替える仕掛けが十勝バスにはあるのです。そして人材育成の根幹にあるのは人格に問題があるのではなく習慣に問題があるという考え方だといいます。悪い習慣を良い習慣に変えることこそが大切なようです。

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2016年04月30日

ガイアの夜明け|どこから買う?我が家の”電気”

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ガイアの夜明け
どこから買う?我が家の”電気”


家庭向けの電力小売が自由化
市場規模約8兆円


電力の歴史
1882年(明治15年)日本で初めて銀座に電灯が灯りました。それは現在の東京電力の前身の会社が電気をPRするために作った電灯でした。その後、日本各地に次々と電力会社が誕生し、最盛期の昭和初期には800社を超える電力会社が日本全国にひしめき合っていました。

戦時中、電力事業は国の管理下に置かれます。戦後、再び民営化され1951年(昭和26年)に全国を9つのエリアに分割し、北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力がそれぞれ独占して電気を供給する体制となりました。1972年に沖縄が日本に復帰したことで沖縄電力が誕生し10社となりました。

これら10社の電力会社はこれまで発電、送配電、小売をすべて行ってきました。そのため安定して電力を供給してきた一方で競争がないため電気代が高止まりするという問題がありました。

そこで法律が改正され1995年(平成7年)に発電事業で新規参入ができるようになりました。その後、小売事業でも規制緩和が進みました。まずは工場やオフィス向けが自由化され、そして2016年4月に家庭や商店の電力自由化が始まりました。


電力事業は3つから成る
 ⇨発電、送配電、小売

電力事業の歴史
 1882年 銀座に日本初の電灯
 昭和初期 全国約800の電力会社
 戦時中 電力事業は国の管理下に
 戦後 民営化(全国10社独占)
 1995年 発電事業の自由化
 2016年 小売事業の自由化


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東京ガス|ガスの逆襲
実は、銀座に電灯が登場する8年前の1874年、一足先に銀座にガス灯の火が灯っていました。明治時代には、ガスが現在の電気の役割を果たしていたのです。装飾品や看板のネオンサインとして使われたガスの灯り。1885年に東京瓦斯会社が創立し、家庭にガスの灯りを普及させていきました。ところが大正時代になると次第に電気の灯りが主流となっていきました。ガストースターにガスコーヒーメーカー、ガス冷蔵庫が次々と電気に取って代わられていったのです。

今回の電力自由化により、そんな”ガス”に巻き返しの機会が訪れたのです。発電が自由化されると東京ガスは天然ガスを使用した火力発電所を稼働させました。そして、電気の小売事業に参入をしました。ガスと電気、インターネットをセットで販売するという戦略です。


迎え撃つ東京電力
関東エリアで約2000万世帯の契約がある東京電力はそれらの契約を何とか死守したいとこれまで必要がなかった営業活動を開始しました。例えば、大型のマンションでこれまで約500世帯が個別に東電と契約していましたが、電力の自由化により一括受電を検討しているマンションがあります。一括受電とは、電力会社とマンションの管理組合が一棟まとめて契約することで各世帯の料金が割安となるという仕組みです。もし、一括受電を他の電力会社に乗り換えをされた場合、東電は一気に500世帯の顧客を失ってしまうのです。

これまでになかった厳しい競争にさらされることになった東京電力は、65年続いた東京電力の看板をTEPCOと変え、発電、送配電、小売の3社に分社化し、競争に備え臨戦態勢です。


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おらが町の電力会社誕生
1995年に発電が自由化されたため、企業や自治体が発電に乗り出しました。これまで企業や自治体が作った電気は、電力会社が買い取り、一般家庭に届けられてきました。

しかし、2016年4月より小売が自由化されたため、企業や自治体が作った電気は、電力会社を通さずに直接、一般家庭に販売できるようになりました。その結果、自分たちの町が作った電気を住民が買うことが可能となったのです。

群馬県中之条町にある一般財団法人中之条電力(小売事業は「中之条パワー」)の事業を一人で切り盛りするのが代表の山本政雄さん(60)です。元役場の職員の山本さんは、太陽光発電を使ってエネルギーの地産地消を目指しています。また、電力事業を通じて雇用創出、人やお金を地域の中で回していくことができると考えています。

しかし、太陽光発電は雨の日や夜間に電気を作ることができないため、電気が足りない場合は他から買わないとなりません。そのためどうしても電気代が高くなってしまうのですが、安さよりもエネルギーの地産地消と地域経済の活性化を電力事業を通じて実現しようと取り組んでいます。そのためには町民の理解と協力なくしては山本さんの思いは実現できないのです。おらが町の電力会社を応援しよう、若い人が働くことができる場所を、と例え電気代が高くなったとしても支援したいと考える人はいるようです。

まとめ
電力の自由化により消費者が電力を自ら選べる時代がやってきました。料金やサービスで選ぶ、地元で作られた電気を選ぶ、自然エネルギーなど発電の仕方で選ぶ、これまで身近にありながら考えることが少なかった電力。今回の電力の自由化は電力について考える絶好の機会かもしれません。

posted by CYL at 21:44 | ガイアの夜明け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年04月09日

ガイアの夜明け|民泊支援ビジネス続々登場!

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ガイアの夜明け|民泊支援ビジネス続々登場!



自分の家が宿になる
”民泊”急拡大のワケ



外国人観光客の急増により宿泊施設不足が深刻な問題となっています。政府は一般の人が持っている部屋を貸し出せるようにするため規制緩和に動き出しています。ところが、空き部屋を貸したいと思う一個人が超えるべきハードルはかなり高いのが現状です。そんな中、民泊支援する新たなビジネスがを今、続々と登場しています。

旅館業法に違反
世界最大の民泊サイト「airbnb(エアビーアンドビー)」は、日本でサービスを始めて2年半が経過し、日本国内の登録数は約3万件にのぼります。部屋を貸したい人が写真と料金、部屋のタイプや宿泊の条件を掲載します。しかし、これらの宿泊施設の多くは旅館業法に違反しているのが現状です。旅館業法では、有料で客を泊める場合、フロントの設置、男女別トイレの設置、消防設備の審査、建築基準の審査など自治体から営業許可をもらう必要があるのです。


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民泊特区「東京大田区」
東京大田区は民泊特区として合法的に民泊ができる制度を開始しました。しかし、民泊には様々な条件が課せられています。例えば、近隣住民への事前通知やホテル業界への配慮から7日以上宿泊するゲストのみにしか民泊サービスを提供できないのです。一個人が民泊を始めるために超えるべきハードルは決して低いものではありません。そこで民泊を支援するサービスを提供する企業が現れ始めているのです。

民泊支援会社1
とまれる株式会社|民泊申請の手伝い

旅行者に宿泊先を紹介するベンチャー企業のとまれる株式会社は、大田区の民泊制度をもとに独自のサイトを立ち上げました。とまれる株式会社は、民泊オーナーを増やすために申請の手伝いを行っています。


民泊支援会社2
民泊オーナー支援|ゼンス

マンションに一室にオフィスを構えるZENS(ゼンス)は、エアビーアンドビーで部屋を貸し出すオーナーのためにサポートサービスを行う会社です。例えば、内装の手配から鍵の受け渡し、清掃スタッフの手配などを一括で請け負っています。


部屋の見栄えを良くすることでより高い宿泊料金を設定することができるため、ゼンスがオーナーに代わって家具や家電の設置や部屋の飾り付けを行います。さらに、近隣住民との騒音トラブルを避けるため、騒音検知システムを設置し、大きな音が発生した際にはゼンスへと通知が届くような対策をオーナーに代わって行ないます。


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民泊支援会社3
リノベーション&借り上げ|エイムズ

エイムズは、住宅のリノベーションを行うベンチャー企業です。現在、日本全国で問題となっている空き家の有効活用として期待されているのがリノベーションです。古くなった内装をまるで新築のようにすっかり変えてしまうのがリノベーションです。

例えば、古いマンションのリノベーションをエイムズが行ない、さらにその部屋をオーナーから借り上げ民泊施設として貸し出します。リノベーションに費用をかけても利益が出ればオーナーも民泊を積極的に利用するようになるというわけです。


あるオーナーは10年前に投資用に部屋を購入し賃貸に出してきたが、ここ1年以上借り手がつかず悩んでいました。そこでエイムズにリノベーションを依頼しました。リノベーション後は、これまで賃貸として85,000円で部屋を貸してきた部屋を、エイムズが105,000円で借りあげ民泊施設として貸し出します。一泊7,000円の民泊施設として貸し出した場合、20日で140,000万円になるため、部屋のオーナーもエイムズの両者にとって良いビジネスとなるのです。


京都市|民泊ルールづくり

観光都市ランキング2年連続世界一の京都で、44室のマンションで36室で民泊を行っていた業者が騒音やゴミ出しで近隣住民とトラブルで摘発されました。これを受けて京都市では民泊対策プロジェクトチームを設置し、民泊の実態調査を開始しました。その目的は京都市にある民泊施設の全容把握です。京都市ではこの調査結果をもとに安心安全を前提とした地域と調和した宿泊施設を増やす独自の民泊ルールづくりを進めていく予定です。

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2016年01月20日

ガイアの夜明け|崖っぷち”町工場”の逆襲

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ガイアの夜明け|崖っぷち”町工場”の逆襲



下町のガレージから生まれる”夢の製品”

東京墨田区にあるガレージ隅田は、浜野製作所が運営をしていて、若い会社のものづくりを支援しています。ガレージ隅田では、ものづくりに必要な高額な機械を使える環境や浜野製作所の豊かなものづくり経験を持つ職人の技術を提供しています。

チャレナジー社長清水敦史さんもガレージ隅田を利用する一人です。以前は大手電気機器メーカーのエンジニアだった清水さんは、福島の原発事故を目のあたりにし、自然エネルギーに着目し、新たな風力発電の研究を始めました。2014年にはベンチャー向けのビジネスコンテストで優勝を果たしました。そして会社を設立しアイデアを形にするためガレージ隅田の門を叩いたのです。

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プロペラのない風力発電機
清水さんが実用化を目指して開発を進めているのが、垂直軸型マグナス風力発電機です。実用化されれば世界初の製品となります。

円筒翼という円筒形の装置をモーターを使って回転をさせると発電機全体が回転して発電するという仕組みです。その名の通りマグナス効果という原理を利用した風力発電機です。

一般的なプロペラ型風車は微風では回転しずらく発電できないばかりか、強風では過剰の回転してしまい倒壊事故につながる危険性があります。そのため強風の日にはプロペラを回らないように停止させてしまいます。

清水さんが開発を進めるプロペラのない風力発電機は、原理上は微風でも強風でも発電が出来るといいます。

実用化への大きな課題は、清水さんにものづくりの経験がほとんどないことでしたが、それをサポートしてくれるのが浜野製作所の経験豊かな職人たちです。清水さんのアイデアが町工場の高い技術によって実際の製品となるのです

台風を電気エネルギーに
清水さんの姿が、沖縄県南城市にありました。台風の被害が多い沖縄県で、2016年夏から試作機によるテストが行われる予定です。台風の被害を利用できたらと地元企業が清水さんの取り組みを応援して試作機を設置する土地を貸してくれたのです。

”町工場の技術や日本発の技術が、これまで災害だったものをエネルギーにする、そういった世界に変えていきたい”と清水さんは語ります。


目指せ自社製品開発!!
東京渋谷にあるコンサルティング会社「enmono(エンモノ)」は、技術があるもののアイデアがないという町工場の経営者向けて自社製品開発セミナーを行っています。

バネの五光発條
横浜市にある五光発條も、enmono(エンモノ)のセミナーに参加した企業の1社です。

五光発條は、1971年創業のバネの専門工場です。自動車や医療関係のメーカーから仕事を請け負い精密バネと呼ばれる小さなバネを作っています。

ところが、近年の取引先の海外移転に危機感を感じ、取引先に依存していても先はないと初めて自社製品を開発したのです。

初の自社製品となった商品名「スプリンク」は、ブロックを組み合わせて様々なものを作るレゴのバネ板といったところです。大小のバネを組み合わせて、恐竜や犬など様々な形のものを作ることができるのです。

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アルミの欄間(株)フジタ
富山県高岡市にあるフジタは、1961年創業、社員15人、アルミの削り出し加工などを得意とし、主に自動車部品メーカーの下請けとしてホイルの金型を作っています。

2年前、売り上げの6割を占めていた得意先が生産拠点を海外に移したために仕事が激減し、苦しい経営が続いています。

社長の梶川貴子さんは、もともとアパレルメーカーに勤務していましたが、24歳の時に創業者の父親に頼まれフジタに入社しました。2010年に社長に就任しました。

新たな取引先を探すため初めて展示会に出展しましたが、下請けのため展示できる商品がなかったと言います。そこで、自社PRができるような自社製品を作るのが現在の目標となっています。

梶川さんが訪ねたのが、enmono(エンモノ)自社製品開発セミナーです。そこで得たアイデアが「美術館のような町工場」で、自社技術を使ったアート作品を工場内に飾って、販売もしようと考えたのです。

社員からアイデアを募り、欄間をアルミで作るというアイデアを採用しました。そして、木彫りの欄間の実物を、立体的なものを測定する特別なスキャナーで複雑な欄間の形状を様々な角度から読み取っていきます。読み取ったデータをもとにして工作機械でアルミ板から欄間を削り出していきます。

東京ビッグサイトで開催された展示会に、アルミで作った欄間がありました。来場者から多くの注目を集め、自社の技術力を存分にアピールにつながりました。

posted by CYL at 21:52 | ガイアの夜明け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2016年01月14日

ガイアの夜明け|いつもの売り場が大変貌

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ガイアの夜明け|いつもの売り場が大変貌


何でもあるはもうやめた
イオンの新店舗


これまでイオンは衣食住、何でも揃う総合スーパーとしてどの店でも同じような品揃えとサービスを提供してきました。ところが近年客離れが続き、売り上げも年々減少しています。そこでイオンは地域の特色に合わせてそれぞれ異なる店舗をつくることにしたのです。

たとえば、東京大田区にあるイオン御嶽山駅前店は、30年にわたる歴史にピリオドをうち、心機一転リニューアルオープンしました。ここ数年でマンションやアパートが増えたことによる客層の変化に合わせて、お店のターゲットを35歳から45歳の主婦や単身者としました。

その結果、会社帰りのサラリーマンやOLからの要望が多かったことから惣菜の数をこれまでの2倍にしました。また、オーガニックや健康食品など働く女性を意識した商品の充実を図る一方で、テラス席を設けて親子が一緒にくつろぐスペースを設けました。

そして、最大の目玉が本格的なバルです。バルでは、ワインを飲みながら食事を楽しむことができ、駅前という立地を生かして会社帰りに寄ってもらおうと考えたのです。さらに、バルで販売されているワインなどのお酒は、世界中のお酒約2500種類を取り揃えた別の売り場で販売されています。バルで飲んで気に入った商品があれば、購入して自宅でゆっくりと堪能することができる仕組みになっています。

このように、これまで均一の品揃えとサービスを提供してきた総合スーパーがいま、変わろうとしています。


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60店舗を閉店
ヤマダ電機の決断


家電量販店業界のトップを走るヤマダ電機を、1代で築き上げたのが社長の山田昇さんです。ヤマダ電機は、2003年から右肩上がり成長を続けてきましたが、2011年をピークに売上は下落傾向となっています。

店をたくさんつくって大量に販売する時代がある程度ピークに達したと山田社長は語ります。その変化の中で店を改革していかなればならないと考えているのです。そして、山田社長は、2015年、採算の悪化した約60店舗を閉店にする決断を下しました。

新店舗
ヤマダアウトレット

2015年からヤマダ電機が新たに展開を始めたのがヤマダアウトレットです。閉店させたヤマダ電機の店舗を改装し、展示品や型落ち品をはじめ、客から買い取った中古品を販売しています。

コンセプトラビ東京
2015年10月に東京駅近くにオープンしたコンセプトトビラ東京は、商品を所狭しと並べていた従来の店舗とは違い、ゆったりとしたレイアウトとなっています。これまでに扱っていなかった高級な商品や試食や試飲といった実店舗ならではサービスを提供しています。

山田社長が、コンセプトトビラ東京は実験店舗だと語る通り、人口減少社会に向けた品揃え・サービス、高齢化社会に向けた品揃え・サービス、ネット社会に対する品揃え・サービスと変化していく社会にあわせた店づくりが必要になってくると山田社長は語ります。コンセプトトビラを通じてその最適解を模索しているように感じられます。

posted by CYL at 23:14 | ガイアの夜明け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする