2017年06月07日

ガイアの夜明け|東京を攻める新たな挑戦者

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ガイアの夜明け|東京を攻める新たな挑戦者


沖縄県のうるま市に本社を構える株式会社ミリオンは、沖縄県内に約3000台の自動販売機を設置する会社です。黄色い自動販売機で売られているのは格安な有名メーカーの商品とミリオンオリジナル商品の数々。多くの人がミリオンの自動販売機を選んで買って行きます。ミリオンの自動販売機の一番の特徴はその安さにあります。

格安の秘密
メーカー在庫大量仕入れ

一般的に激安自動販売機の場合、あまり知られていないドリンクが並ぶことが多いのですが、ミリオンスーパーショップはコカコーラなど有名なブランドのドリンクが並んでいます。格安の秘密は、メーカーの売り損じや作りすぎた商品、また、賞味期限が短い商品を仕入れることで価格を抑えています。
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毎月定額をオーナーにお支払い
一般的に飲料メーカーが自動販売機を設置した場合、自動販売機は無料レンタルとなり、オーナー(自動販売機を置く人)は売れた金額の何割かをもらう歩合制です。この場合、まったく売れなかった場合は、電気代などでオーナーが赤字になることもあります。ミリオンの場合、毎月決まった金額を自動販売機の占有料としてオーナーに支払うため、損するリスクを低く抑えることができるのです。

オリジナル商品17種
ミリオンの自動販売機の特徴は、有名メーカーの商品の安さとオリジル商品にあります。ミリオンのオリジナル商品は、沖縄の人の嗜好に合わせて17種類もあります。

東京進出の秘策
バジルシードドリンク

ミリオンが東京進出のために用意した秘策がバジルシードのドリンクです。バジルシードは栄養価が高いとされるスーパーフードの一つです。女性の美肌効果があるとされています。スーパーフードの商品は巷に多く存在していますが、商品の値段が割安なため、毎日、手にするのは容易ではありません。そんな健康志向の女性の需要を取り込みたいと考えていました。

チャレンジ精神で今までに無いものを
ミリオンの東京進出に取り組む平川専務は、常にチャレンジ精神で今までにないものを手掛けて行きたいと語ります。






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2017年05月29日

ガイアの夜明け|残業やめられますか?

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ガイアの夜明け|残業やめられますか?


今、働き方の変革が起こっています。これまで日本企業ではよしとされてきた残業の価値観が変わろうとしています。先進国の中で他国に比べて日本の生産性は低いというデータもあります。

紳士服大手のはるやま
ノー残業手当

各社が残業への取り組みを行う中でユニークな取り組みで注目を集めていたのが、紳士服大手のはるやまです。はるやまは、残業をしなかった社員に一定額を支給することとしたのです。

はるやまが運営するパーフェクトスーツファクトリーの内山和彦さんもノー残業を課せられた中間管理職です。内山さんはパーフェクトスーツファクトリー池袋店の店長を勤めています。3月16日のノー残業制度を開始する前日に部下たちに説明を行いました。

ノー残業制度を始める3月〜4月は、紳士服業界では年間売り上げの半分を占めるまさに掻き入れどきの一番忙しい時期に当たります。会社の狙いとしては、継続的に制度を続けて行くために、あえて制度のスタートを3月とすることにしたと言います。この時期をノー残業で乗り切ることができなければ制度の継続することはできないと考えていたのです。

接客以外の業務
秒単位で効率化

内山さんが取り組んだのは、接客以外の業務効率化です。例えば、商品の袋詰め作業。販売員に実際に袋詰め作業をしてもらいその時間を測ります。その後、アドバイスをすることで作業時間の短縮を計ります。その差、わずかに数秒ですが、これら小さな積み重ねが1日、1週間、1ヶ月と積み重なることで大きな差を生むと内山さんは考えました。さらにこれまで閉店後に行っていた品出しなどの作業を接客の合間に行うようにしました。

接客への影響
内山さんの部下の百合草亮太さん(24)は、系列店103店舗の中で個人売り上げナンバーワンを達成したはるやま期待の新人です。百合草さんの接客は、お客の好みを踏まえた的確なアドバイスでトータルコーディネートを提案する接客スタイルです。

そんな百合草さん、ノー残業を目指すことによりこれまでの閉店後に行っていた作業などを接客の合間にしなけらばならず、その結果、接客へ集中することができず、百合草さんはストレスを感じているようでした。

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1ヶ月の成果は如何に
ノー残業制度の開始から1ヶ月後、その結果は驚くべきものでした。前年の同時期の店の平均残業時間が36時間であったのに対し、今年は3.1時間と10分の1にまで減少しました。一方で売り上げはというと、前年比110%超と残業が大幅に減ったにも関わらず売り上げが伸びたという驚きの結果となったのです。

価値観が変わった
内山さんは入社して16年間やってきた価値観が変わったと語ります。社会が変わって行く中で自らも働き方を変えなければならないと考えているようです。

また、系列店個人売り上げナンバーワンの百合草さんの残業時間は昨年52時間でしたが、今年は4時間と大幅に減少しました。そして百合草さんは、これまで自分の仕事量は残業なしでは実現不可能だと考えていたと言いますが、その考えも変わったと言います。ただ、残業代が減った分の給料の減少は彼の人生設計に少なからず影響を与えたようです。


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2017年05月02日

ガイアの夜明け|進化を続ける道の駅

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ガイアの夜明け|進化を続ける道の駅

今や全国に1117箇所ある「道の駅」。これまでのように地元産の特産品を販売しているだけでは、思うような集客は望めないようです。地元産の特産品に加えて様々な取り組みで進化を続けている道の駅を追いました。

全国の発酵食品600種
常識破りで稼ぐ道の駅
道の駅「発酵の里こうざき」

3月12日、千葉県神埼町では酒蔵まつりが開催されていました。無料で美味しいお酒が飲めるとあって多くの人が神崎町を訪れていました。祭り会場では塩麹焼き鳥、みそ玉などの発酵食品の屋台の姿も見受けられます。

千葉県神埼町にある道の駅「発酵の里こうざき」は、日本全国の発酵食品600種を揃えるユニークな道の駅です。年間の来場者数は約65万人、その売り上げは約6億2800万円を誇ります。

道の駅の店長を務める東川慶さん(32)は、「道の駅の数が増えて、行く目的が薄れている。全国の商品を扱って地場の商品も販売する。発酵食品を中心とした売り場展開が一番の武器」と語ります。

これまでのように地元の特産品を扱うだけではなく、発酵という神崎町に合ったテーマに基づいて商品を全国から集めることで、他の道の駅との差別化を図っています。

そんな東川さんが新たな商品を求めて向かったのが、宮崎県椎葉村です。お目当の品は、「ねむらせ豆腐」。1年間冷蔵庫の中でみそ漬けにした豆腐です。東川さんは試食をし、製造現場を見学した後、「ねむらせ豆腐」を新たな目玉商品として仕入れることを決めました。

店頭での販売価格は850円と決して安くありませんが、東川さんはこう語ります。「椎葉村では当たり前のものでも私たちにとっては新しいもの。日常的に使って食卓に置いてもらいたい」試食をした人が次々と購入する姿を見て、東川さんは追加発注を決めました。

「わざわざ来てもらえる道の駅」を目指して東川さんの奮闘はまだまだ続くようです。


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栃木県宇都宮市
特産品販売だけじゃない!
道の駅「うつのみや ろまんちっく村」

年間来場者数は約142万人、休日には1000台の駐車場が満車になるという栃木県宇都宮市にある道の駅「うつのみや ろまんちっく村」。施設内には温水プール、天然温泉、宿泊施設を備え、さらに野菜の収穫体験、いちご狩りまで体験できるいわばスーパー道の駅です。利用者のひとりは、道の駅の中で1日楽しめると語ります。

道の駅「うつのみや ろまんちっく村」の特徴は、道の駅を発着点とした近隣ツアーを展開していることです。かつて大谷石で有名だった大谷地区にある今は使われていない採掘場跡の見学や地底湖体験ツアーを合わせた大谷アンダーグランドツアーは大変な人気を博しています。人気ツアーに参加したあとは、道の駅で買い物をしてもらうことで町全体の活性化に道の駅が中心的な役割を果たしています。

そんな道の駅「うつのみや ろまんちっく村」を運営するのは、ファーマーズフォレストの松本社長です。松本さんは、「ここに来ることで何か新しい発見があったり、次に何かやりたいという動機付けが重要。多世代が楽しめる世界観を作りたかった」と語ります。


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2017年02月21日

ガイアの夜明け|その便利必要ですか?!

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ガイアの夜明け|その便利必要ですか?!



24時間営業のファミレスやネット通販でいつでもどこでも注文することが可能で、注文した品物が翌日には手元に届く便利な時代。その便利の裏側にはそれを支える人々がいます。その人たちの負担が大きくなっています。

激化する宅配競争の陰で
ネット通販業界では、楽天が「楽びん!」という受注から最短で20分で配達するサービスエリアを拡大しました。一方でアマゾンジャパンも「プライムナウ」という最短で1時間以内で配達するサービスを東京23区すべてに広げました。配達競争はますます激化する中で、配達業者は、荷物の増加とスピードを求められることで大きな負担を強いられています。

埼玉県川口市にある運送会社「トランプ」は、1994年創業の宅配便の小さな運送会社です。トランプで配達車両の運行を管理する宇田さんは大きな課題を抱えているといいます。それは荷物の量が圧倒的に多いことです。物理的に100%依頼に応えることができないといいます。トランプは大手運送会社から宅配業務を請け負い、その仕事を契約したドライバー100人に委託しています。

再配達は死活問題
午前8時、埼玉県所沢市の自宅を出てきたのはトランプが委託する個人ドライバーの中島さん(38)です。まずはじめに中島さんが向かったのは大手運送会社の配送センターです。そこで荷物を積み込みます。午前9時30分から早速配達を始めます。荷物のおよそ9割はネット通販の商品です。たくさんの荷物を効率よく届けるためにはあるハードルがあります。それは配達時間の指定サービスです。8時から12時の配達指定時間帯が1日の山場だと中島さんは語ります。午前10時を過ぎると午前中の時間指定にもかかわらず不在の人が増え始めます。

中島さんは荷物を一つ配達して150円という完全歩合制です。不在の場合は、何度訪問しても荷物を届けない限り歩合給とはなりません。そのため不在、再配達は死活問題なのです。午後6時を過ぎると不在票を入れた顧客から再配達の依頼が舞い込みます。それでも不在の顧客から全てから再配達の依頼があるわけではありませんので、依頼がなかった顧客へは翌日再配達を行います。1日の仕事を終えて中島さんが自宅に帰宅したのは午後11時過ぎでした。帰宅した中島さんを迎えてくれたのは奥様で、「宅配の仕事はなくなることはないが、主人の体がもつかどうか心配です」と語ります。

荷物増加負担はドライバーへ
さまざま業種で働く人が個人でも加入できる労働組合の神奈川労連という組織があります。そこを訪れたのは元ヤマト運輸で働いていたドライバーです。過労死ラインと言われる残業80時間以上の月が連続して5ヶ月連続したなど過酷な労働環境での勤務をいまもヤマト運輸で働く仲間のために改善したいとやってきました。ネット通販大手のアマゾンが配達の委託先を佐川急便からヤマト運輸へと切り替えたことで、ヤマト運輸が取り扱う宅急便の取り扱い個数は3割増加しました。そのためドライバーの荷物量は急激に増加したといいます。

業界上げての取り組み
こうした状況の中、配達ドライバーの再配達の負担を減らす試みが業界で始まりました。それは戸建て用の宅配ボックスです。日本郵便、ダイワハウス、住宅ポストを製造製造するナスタが共同開発しました。ナスタの笹川社長は、再配達がなくなることで依頼主もドライバーももっと時間を有効に使うことができると語ります。



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2017年01月26日

ガイアの夜明け|知らない町で再出発

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ガイアの夜明け|知らない町で再出発

河童の街を救う移住者


岩手県遠野市の活性化プロジェクト
岩手県遠野市が人口の減少に歯止めをかけるためはじめたプロジェクトが注目を集めています。それは、移住して街の活性化に取り組んでくれる人材の募集です。たとえば、遠野市はホップの生産地として有名なことから地ビールの開発や遠野の食材を活かしたカフェの経営などプロジェクトは全部で9つあります。このように具体的な事業内容を提示しての募集は全国的にも珍しい取り組みだといいます。そのためか10名の定員に400件以上の申し込みが殺到したのです。

カフェオーナー藤田紘子さん(36)
大阪から移住してきた藤田紘子さんに任されたのは、遠野の食材を使ったカフェを開くことです。6年前に閉店したという商店街の時計店の空き店舗を改装して店を構えることになりました。移住して9つのプロジェクトを任された人材への遠野市からの支援は下記のとおりです。

遠野市の支援策
改装費用を全額負担
1年間のテナント料無料
月額17万円の報酬(3年間)
年間30万円の活動資金(3年間)


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藤田さんは大学卒業後、大阪にある大手食品会社に就職し、営業や海外での買い付けを経験した後、夢であった料理人の道に進みました。ミシュランの星を持つ日本料理店で修行を積みました。そして今回遠野市のプロジェクトを知り思い切って応募したのです。

応募するにあたり知らない町で一から生活を始めることに大きな不安を抱えながらも、自分の店が持てるチャンスに胸が膨らんだといいます。

待ちに待ったオープン初日
開店すると次々にお客がやってきました。多くのひとがカフェのオープンを心待ちにしていたのです。夜開いている店が少ないため、営業時間は午前11時30分から午後9時まで営業することにしたのです。

遠野の食材を使ったメニューにお客はおいしいと口々に顔をほころばせます。藤田さんが手間暇をかけて作った料理は大変好評で、はやくもまた来たいとの声が聞かれました。初日の来店客は40人以上とあって藤田さんも胸を撫で下ろします。

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市からの支援は3年間
ある晩、藤田さんのカフェに多くの人々が歓談する姿がありました。商店街の人たちを招待してパーティーを開いたのです。

参加者の中には市からの支援が3年間ということで藤田さんへ心配を寄せるひとの姿がありました。藤田さんには3年経っても遠野で店を続けてほしいというのです。知らない町で生活をはじめた藤田さんを早くも必要としている人たちがいるようです。


posted by CYL at 23:04 | ガイアの夜明け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする