2016年01月21日

カンブリア宮殿|島精機製作所 社長 島正博(78)

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カンブリア宮殿|
島精機製作所社長 島正博(78)



セーターが丸ごと編み上がる
世界が驚愕する「魔法の機械」


無縫製編み機「ホールガーメント」
和歌山市にある島精機製作所に、78歳のスーパー開発者がいます。島精機製作所の代表を務める島正博さんです。島さんが開発した無縫製編み機「ホールガーメント」はファッション業界に革命をもたらす世界初の製品です。

縫い目が全くないニットを作ることができる編み機は、世界的に有名なブランドであるベネトン、プラダ、グッチなどで使用されており、それらの商品がメイドインイタリーとして出荷されています。

天才発明少年
1937年和歌山県生まれの島さんは、父親が7歳の時に戦死しため、母親によって育てられました。小さな頃から色々なことを考えては自分で作る工作好きな少年でした。16歳の時に転機が訪れました。きっかけは母親が内職でしていた手ぶくろの繕い仕事でした。当時は手首の部分が分かれていて、それを縫い合わせていたのですが、とても時間がかかりました。その仕事ぶりを見た島さんは、「何て効率が悪いんだ。俺が何とかしてやろう」と発明少年の魂に火がつきました。

その頃、近所の工場でアルバイトをしていた島さんは暇を見つけては手ぶくろを縫い合わせる機械作りに没頭しました。そして出来上がったのが手ぶくろ専用のミシンでした。その後、定時制の工業高校を卒業すると1962年、24歳で自分の発明を生かすため島精機製作所を立ち上げました。

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エジソンを超えた?!
島さんが取得した特許の数はなんと600件以上を数えます。発明の数では1100件だという島さんは、すべての発明が特許を取ることができれば、かの有名な発明王のトーマス・エジソンが持つ1089の特許を超えると言います。今でも現役の島さんの机があるのは社長室ではなく、開発部の中。エジソンを超える日がやってくるかもしれません。
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2015年12月04日

カンブリア宮殿|インフォマート社長_村上勝照

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カンブリア宮殿|
インフォマート社長_村上勝照



中小飲食店に美味しさ革命
取り扱い高1兆円の黒子企業


売り手と買い手を繋ぐ
マッチングサイト「インフォマート」

現在、外食業界に革命を起こしているサイトがあります。それが「インフォマート」です。インフォマートは、居酒屋・レストラン・食堂など食材を買いたい企業とそこに食材を売り込みたい生産者・食品メーカー・食品卸をネットで繋ぐことでさまざまな食材を取引できる会員制サイトです。

食材を買う側のメリット
ある飲食店は日々インフォマートの掲示板に「全国の旬の食材のご提案をお待ちしております。」と書き込みをしています。その書き込みに対して見積もり提案がわずか1日で33件もあるといいます。生産者から売り込んでくるため、お店側としては探す手間が省けるメリットがあります。

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食材を売る側のメリット
たとえば豚肉を販売している会社では、日々豚肉を欲している飲食店がないかインフォマート上で検索をかけます。すると豚肉を欲しているお店がリストアップされるので、そのお店に売り込みをかけることで、全国に販路を拡大することに成功しているといいます。

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インフォマート起業のきっかけ
村上さんは、脱サラをしてさまざまな企業を立ち上げるがうまくいきませんでした。失敗をつづけるうちに当初持っていた会社をつくって儲けたいという考えを改め、世の中の役に立つ事業でないと成功しないと考えるようになったといいます。

そんなとき、物産展に食品を売り込んでいた地方に住む知人のぼやきがインフォマート起業の大きなヒントとなりました。「いろいろな食材を東京に売り込みたいが出張費がかかるため、やりたくてもできない」というぼやきでした。

一方で百貨店側では地方の特産品は人気があるので売りたいが、よい商品を上手く探し出すことができないと困っていたのです。

売り手も買い手も両者が困っていることがわかった村上さんは、整理してうまくお互いを繋ぐことができれば世の中の役に立つ仕事になると感じました。

そこで、売り手を買い手を繋ぐ手段が重要だと考えた村上さんは当時黎明期にあったインターネットに目をつけました。村上さんは毎日、新聞をチェックすることで当時頻繁に紙上に登場する「インターネット」という言葉から、インターネットをこれから伸びる通信手段と考え、インターネットを使ったマッチングサイトをつくったのです。それがインフォマートなのです。

世の中の役に立つ事業でなければダメ
村上 勝照
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2015年11月28日

カンブリア宮殿|成城石井社長_原昭彦

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カンブリア宮殿|成城石井社長_原昭彦



「成城石井」人気の秘密
こだわりの逸品で客を魅了する



敏腕バイヤー|お客のニーズがっちり
成城石井に並ぶこだわりの逸品は22人いるバイヤーたちの活躍なしには存在しません。バイヤーたちは海外へ出かけ現地のレストランなどで流行っているものの市場調査を行い、これから日本で流行るであろう商品の目利きを行い、商社などを通すことなく直輸入をします。

さらにバイヤーたちは、午後5時に一斉に送られてくるお客さんのリクエスト「お客様の声一覧」を欠かさずにチェックします。たとえば、「上乾ちりめんじゃこがほしい」というお客の声があれば、ちりめんじゃこの原材料である良質なシラスが取れる漁場に向かい、数週間後には店頭に商品として並んでいるという具合です。


なぜたくさんの品揃えが必要か?
132店舗の売り上げは631億円と6年連続増収増益を続ける成城石井の大きな特徴は豊富な品揃えです。チーズ210種類、ワイン700種類もあります。なぜそれほどたくさんの商品を揃えるのか?

1、多様なニーズに対応
その答えのひとつは、多様化するお客のニーズに対応するためだと原さんは語ります。

2、選ぶ楽しみを提供する
また、選ぶ楽しみを提供することで「成城石井にいけば何かあるだろう」とお客がお店に足を運びたくなるのです。売れるものだけを集めるだけではつまらない店になってしまうと原さんは語ります。

3、唯一無二の店
さらに、成城石井にしかない商品ならば遠方からお客はやってきて、リピートにつながりやがてファンとなってくれるのです。

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こだわりの品でも利益が出るはナゼ?
ときには非効率ながらも、手をかけ時間をかけていいものを提供することが大切だと原さんは語ります。短期的には利益を生まないかもしれないがお客がファンになってリピーターになることで将来的には利益の出るモデルとなっていくといいます。

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路面店と駅ナカ店|異なる品揃え
お客のニーズにあわせて品揃えを変える変幻自在の店づくりも成城石井の大きな戦略のひとつです。

成城石井の別の顔|卸し
実は、成城石井は、地方のレストランやスーパーに商品を収める「卸し」業務を行っているのです。たとえば、北海道中標津にあるスーパー「東武」では成城石井から200商品を仕入れ販売をしています。

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