メディア露出で知名度アップ
ロボットや宇宙探査のトレンド学部
千葉県習志野市にある千葉工業大学の志願者が過去最高を記録しました。学生の減少により定員割れの私学があるなかで前年比20%を越える伸び率を記録し5万人を超えました。(伸び率の1位は東洋大学でした。)
その理由はメディアへの露出が多かったことがあるようです。東京電力福島第一原子力発電所に投入された災害用ロボットや惑星探査用の流星観測カメラ「メテオ」を搭載したロケットの失敗会見、惑星探査機「はやぶさ2」の打ち上げ成功など千葉工業大学の名前が多く取り上げられました。
千葉工業大学は積極的に情報発信し、知名度を上げるとともに、時流であるロボットや宇宙開発分野という魅力ある学部で学生たちの呼び込みに成功したのでしょう。
少子化が進む中で大学の志願者争いはなお一層激しさを増し徐々に大学間の格差が生まれているような気がします。