2017年02月26日

がっちりマンデー|東京進出ヘルパー

fa94ef5bf20f56e369116d224a1427ff_s.jpg


がっちりマンデー|東京進出ヘルパー


地方のメーカーが東京に進出するのは大変です。そんな中、地方のメーカーの東京進出をお手伝いしてくれる会社があります。今回はそんな東京進出ヘルパーをご紹介いたします。


生産者直売のれん会
駅ナカ販売ヘルパー

駅ナカで地方の中小食品メーカーの商品を販売しているのが、生産者直売のれん会です。駅の構内でしばしば目にする1坪ほどの小さな売り場をのれん会が手がけています。

地方のメーカーが東京でお店をつくって販売をすることは大変です。そこでのれん会では、地方のメーカーから商品を買い取って東京で販売しているのです。メーカーは、商品を卸すだけで東京進出ができます。

のれん会の売り場がある駅ナカの家賃は、売り上げの金額に応じて変わる歩合制となっています。商品が売れなければ家賃が安くなるので出店のリスクは比較的少ないのです。また、駅構内でポスターや看板などの広告を出そうとすると高い費用がかかりますが、1坪ショップという形で出店し、お店に広告を貼っても当然無料です。

このように地方のメーカーは、商品を卸すだけなのでリスクなしで東京進出が可能なのです。

関連記事
ガイアの夜明け|ご当地ブランド売り出します


90ff3cc3b8a675e40121f92b1e2a129e_s.jpg


リードエグジビションジャパン
展示会を開催してヘルプ

日本全国で年間173本もの展示会を仕切っているのがリードエグジビションジャパンです。地方の中小企業は自らで充分な販路を持っていないことが多いため、大きな展示会への出展は大きなチャンスになります。

地方の中小企業が東京の企業を1社ずつ営業することは、手間、時間、経費がかかりますが、展示会には10万人のバイヤーがあつまります。ある中小企業は3日間の展示会会期中に約500人と名刺交換ができると語ります。超効率的な売り込みのチャンスなのです。しかも、人数が多いだけではありません。来場者の中には予算や権限をもった”偉い人”が多いため、すぐに仕事に直結するケースが多いといいます。それらの偉い人に来場してもらうためにリードエグジビションは、1件1件直接訪問をして来場を依頼しています。

リードエグジビションの売り上げは、ブース出展料です。しかし、ただ単に場所を貸すだけではなく、展示会出展に不慣れ会社には、出展に関するアドバイスを行っています。たとえば、商品をPRするパネルの文字が小さく来場者には見えないので文字を大きくするなど、出展ブースの改善ポイントをアドバイスしてくれます。

また、来場者と立ち話をしていた出展者には、商談席に座って説明することを助言しました。商談席に案内することで相手も話しをじっくり聞いてくれることになり、契約成立の確率がアップするといいます。

リードエグジビションジャパンは、展示会を開催することで充分な販路を持たない中小企業メーカーの東京進出の
お手伝いをしてくれる会社です。



posted by CYL at 09:32 | がっちりマンデー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年02月19日

ガッチリマンデー「ウチ、これだけは国内生産です」

0fdd457584c20d9d7094ec49b0068673_s.jpg


がっちりマンデー
新企画「ウチ、これだけは国内生産です」


楽器メーカーのヤマハ(YAMAHA)
高級楽器は国内生産


世界一の総合楽器メーカー「ヤマハ(YAMAHA)」は、お手軽な値段のスタンダード楽器は、中国やインドネシアで製造をしていますが、高級楽器だけは国内で生産をしています。

静岡にある豊岡工場では、木管楽器のフルートとサックス、金管楽器のトランペットとホルンを製造しています。豊岡工場で生産される楽器が高級な理由は2つあります。それは素材に純金や純銀を使用していることと手作りで製造されていることです。

たとえば、サックスの音色を決める朝顔と呼ばれる部分を作るために行われるハンマリングという作業があります。中国の工場では2枚の金属板を溶接して機械で成型を行いますが、豊岡工場では1枚の板を溶接して木槌で叩いて成型を行います。溶接箇所が少ないことで音色が安定するといいます。さらに金属の中の不純物が取り除かれて硬くなり音の跳ね返りが良くなるのです。

c7d0b216253729f0dad7ca403c6ab494_s.jpg


また、楽器づくりには音の正確性も重要な要素です。フルートの音孔という穴をキイという蓋で塞いで音を出しますが、少しでも隙間があると息が漏れてしまうと音程がズレてしまいます。そこでフィラゲージと呼ばれる器具を使って息漏れをチェックします。隙間が見つかると厚さ0.01mm-0.05mmのプラスチック製の台紙を隙間に入れて息漏れがないように繊細な調整を行います。

ヤマハ吹奏楽団員が最終チェック
ヤマハ(YAMAHA)が高級楽器を国内で作る大きな理由があります。ヤマハ吹奏楽団という全国吹奏楽コンクールで33回連続で金賞を獲得した楽団で実際に楽器を演奏する演者が楽器の最終チェックを行っています。完成した楽器を奏者が実際にチェックすることで僅かな違いを調整することができるのです。

ヤマハ(YAMAHA)は楽器だけで年間売り上げ2789億円とガッチリ儲かっています。


1839251a0d9d9641ab2a7d3564869b72_s.jpg


富士通
パソコンは国内生産


富士通の家電製品は、富士通ゼネラルという会社が日本で企画・設計をして海外で製造を行っています。一方でパソコンだけはほぼ100%、日本国内で製造しています。中でもノート型パソコンは島根県出雲市にある島根富士通が製造しています。(デスクトップ型は福島県で製造)

島根富士通の特徴は、製造されるパソコンの約90%が企業向けということです。企業向けとは、スーパーの在庫管理や病院のカルテ管理など職場で使用されるパソコンやタブレット端末のことです。それぞれの用途にあったカスタマイズが必要になります。そこで、富士通の強みであるオリジナルパソコン製造技術が活きてきます。

例えば、キーボードの配列を変えたり、パソコンのボディーに社名を入れたり、細かい要望に柔軟に対応することが可能です。

また、同じ生産ラインにさまざまメーカーのパソコン・タブレットを混在して流すことでできるのです。その背景には、日本では雇用を長く保つことでできるため、作業者の作業習熟度を上げることができるといいます。島根富士通では現在の生産体制を10年をかけて築いてきたといいます。生産性は10年前と比較すると倍になったそうです。


フレックスジャパン
オーダーシャツ


長野県千曲市にあるワイシャツメーカーのフレックスジャパンでは、オーダーシャツを国内生産しています。98%はミャンマー、インドネシア、バングラディシュなどの海外で製造していますが、残りの2%を国内で生産しています。

フレックスジャパンのオーダーシャツ部門に欠かせない存在となっているのが85歳の山口道子さんです。その高い縫製技術を後進に伝えるためにいまも現役で働いています。山口さんの仕事のメインは技術指導ですが、いまでも高い技術を必要とする工程で山口さんの出番がやってきます。


posted by CYL at 09:46 | がっちりマンデー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年02月12日

がっちりマンデー 儲かる◯◯の街

811c7a13ae93507dfd6131bf38dd5c7d_s.jpg


がっちりマンデー
儲かる◯◯の街



秋葉原の電気店、合羽橋の調理道具店、神田神保町の古本店などひとつの街に同じ専門店が集まる街があります。きっと儲かる秘密があるに違いありません。今回は、みんなが知ってるあの街から、意外な街まで専門店が集まる街にスポットを当てます。


布の街 日暮里
日暮里繊維街には、布のお店が90店舗軒を連ねています。もともと浅草に多かった布の店は、浅草が観光地化したことから、明治時代に法律によって日暮里に集団移動しました。以来、日暮里は布の問屋が立ち並び、仕入れに来る小売店の客で賑わうようになったのです。

しかし、手作りから既製品を買う時代へと変化したため、日暮里も徐々に錆びれていきました。ところが30年ほど前から手芸好きの主婦や服飾系の専門学校生、自分でアニメの服をつくるコスプレイヤーなどが日暮里に足を運ぶようになり、新たな客層が日暮里に活気を取り戻しました。

人気の秘密は、布の品揃えと安さです。例えば、イタリアの高級ブランド「アニオナ(AGNONA)」の生地が、1メートル5万8千円で日暮里にあるエレガンスというお店で販売されていますが、この生地を小売店で買うと18万円とのことで、日暮里繊維街の安さがわかります。

そんな布の街日暮里で人気急上昇のお店があります。「ミハマクロス」です。お客さんはなぜかミャンマーの方々ばかりです。ミャンマー人でミハマクロスを知らない人はいないというほど有名だと来店していたミャンマー人は語ります。そんな彼ら彼女たちのお目当は、日本風の柄の布です。日本風の布を使ってミャンマーの民族衣装「ロンジー」を作るといいます。

なぜミャンマーでミハマの布が有名になったかというと、もともと呉服店などに品物を卸していたミハマクロスは、あるときにお得意さんと一緒にミャンマーを訪問した際に、お土産として掛け布団の生地を持って行ったところミャンマーで大ウケだったのです。以来、ミハマの布が口コミで広がり、ミャンマー人が訪れるようになったのです。

お客さんは、生地の丈夫さ、柄と模様、鮮やかさが他のものとは違うと言います。いまでは日本に暮らすミャンマー人が里帰りをする際のお土産になっているそうです。


fd8743d9b7c111c5e6c4d0fd4a1b6122_s.jpg


おもちゃの街 蔵前
通り沿いに35件のおもちゃ問屋が並んでいます。おもちゃの街蔵前の始まりは江戸時代にさかのぼります。もともと蔵前という土地は浅草寺へお参りをする参道でした。参拝帰りのお土産品として今戸焼などの焼き物お店や、木製のおもちゃを扱うお店で賑わっていました。人形の久月や吉徳も蔵前で創業し、戦後はバンダイやエポック社が蔵前に社屋を構えました。

蔵前に集まるおもちゃ問屋の大きな特徴は、それぞれのお店が一分野の玩具に特化していることです。昔はおもちゃ全般を扱う総合問屋が主流でしたが、いまはおもちゃの種類が増え多すぎるために、ひとつの問屋では対応できないことが理由のひとつです。

例えば有限会社宮森健之商店はフィギュアに特化した専門問屋です。その取り扱いメーカーは30社以上、商品数は2万点です。また、おまつりらんどというお店には、スーパーボールなどお祭りで使用される商品が揃っています。このように扱う品物を特化することで、問屋として生き残ってきたのです。


1300345b5cf93d26371a3c0c269063a7_s.jpg


芝生の街 つくば
芝生の生産農家が茨城県つくば市には約2,000戸あります。全国の芝生作付け面積で茨城県のシェアは50%を超えて全国の1位に君臨しています。さらに茨城県のシェアのうち、つくばが8割を占めているといいます。

つくば市が芝生の街になったきかっけは1件の農家でした。当時、さまざまな作物を作ってみてもどれも上手くいきませんでした。

ある時、ラジオでゴルフブームが始まることを耳にしたことがきっかけで芝生を栽培することを思いつきました。野菜などに不向きな痩せた土地は、芝生づくりにぴったりだったのです。その目論見は見事に的中し、芝生は高値で販売することができたのです。その後、芝生づくりが周りの農家に広がりました。

芝生が収穫可能になるまでの期間は約1年ですが、収穫は年中可能なので出荷ができない月がないというのも儲かりの秘密です。



posted by CYL at 09:22 | がっちりマンデー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年02月05日

がっちりマンデー 儲かる!「地味」チェンジ

4a9c2752411dc739f096476fc6a15e6c_s.jpg


がっちりマンデー
儲かる地味チェンジ

オリジン弁当から
キッチンオリジンへ


地味チェンジのきかっけは、来客数が1%から2%ずつ毎年減少していたことにありました。その主な原因は女性客の減少でした。そこで女性客を引くつけるための細かい地味チェンジをはじめたのです。

まずは店名と看板を変更しました。店名は社内でもダサいと言われていたオリジン弁当からキッチンオリジンへ。オシャレな内装に変更し、気軽に食べられるイートインスペースを設置しました。

さらに、少量でもたくさんの種類の惣菜を食べたいという女性客のニーズにあわせて惣菜の棚を2段から3段に増やしました。また、皿の幅を20cmから15cmにして惣菜の種類を増やしたのです。

かつては狭かった通路を広くすることでベビーカーでもすれ違いができるようになりました。

これらの地味チェンジをしたことで来客数は平均でチェンジ前に比べて20%増加したといいます。

オリジン弁当が3年前からはじめた地味チェンジは、全国484店舗中約半分がチェンジ完了で、あと2年で全店舗のチェンジを目指しています。

226519a67e052d14102dfe1db8011a90_s.jpg


カレーハウスCoCo壱番屋
喫茶店ぽく地味チェンジ


飲食店経営のポイントの一つに回転率があります。回転率をあげるためにはお客さんの滞在時間が短い方が良いのですが、CoCo壱番屋の戦略はその逆を行きます。できるだけお客さんに長居をしてもらうための地味チェンジを行なっています。

喫茶店のような店舗への地味チェンジです。例えば、マンガの本棚を設置したり、100円のコーヒーマシンや各席にコンセントを設置して、お客さんが食事が終わった後も長居をしてもらえるような工夫を行なっていますが、長居をされたら回転率も低下してお店の経営にはマイナスではないのでしょうか。

実はこれまでの店舗ではランチやディナー以外の時間帯は閑古鳥が泣いていたと言います。それを解決するためにお客さんに長居をしてもらってガラガラの入りにくい雰囲気をお客さんがいることで入りやすくするようにするためというのがCoCo壱番屋が喫茶店ぽい店舗への地味チェンジを始めたきっかけです。

12年前からはじめた地味チェンジは国内のほとんどの店舗が完了し、実際に地味チェンジした店舗の来客数は9%増加したといいます。


メガネスーパー
中高年をターゲットに
眼鏡屋から眼の全体のケアの店に地味チェンジをしました。安くてオシャレなメガネを提供する若者向けのメガネチェーン店の登場で一時はその価格競争に巻き込まれ経営赤字となったメガネスーパー。

今はターゲットを若者から中高年にターゲットを絞り地味チェンジを行なっています。老眼が年々進む中高年には目全体のケアが必要となります。目の検査も通常は15分程度ですが1時間をかけて様々な観点から検査を行い一人一人にぴったりとあったメガネを提供することが目的です。

目のケアに人一倍気を使う中高年の方々には値段よりも目全体のケアを求めているようです。


ミスターミニット
サービスのちょい足し

駅などで見かける靴の修理と合鍵づくりのチェーン店が行う地味チェンジ、それは時計の電位交換サービス
スマホの画面交換サービス、ハンコづくりのサービスを追加したことです。

その結果、昨年度の売り上げは前年比108%アップと過去20年間で最大の伸び率を記録しました。



posted by CYL at 09:10 | がっちりマンデー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
2017年01月22日

がっちりマンデー|スゴイ社長の休日に学ぼう

1300345b5cf93d26371a3c0c269063a7_s.jpg


ニトリの似鳥会長
休日は異業種のトップとゴルフを通じて交流します。異業種交流の中から新しいビジネスが生まれることもあるそうです。ある日の休日は神奈川県にある某ゴルフ場に集まっていたのは、読売新聞の白石会長、東映の岡田会長、東急電鉄の野本社長と超豪華な面々です。この日は、読売新聞の白石会長から、ニトリの店舗で美術展の開催の提案がありました。


5e4eaeb41f51b986a823228f51c160ea_s.jpg


キングジムの宮本社長
宮本社長のお昼休みに密着しました。お昼休みは健康のため散歩をするのが宮本社長の日課です。中でもお気に入りのコースは、本社のある外神田から秋葉原へのコースだといいます。

散歩をしながら、公園に咲いている花や街路樹を愛でながら、スマホなどで調べて植物について勉強をしています。学生時代から野鳥の会会員なので、動物は好きで詳しいといいますが植物は散歩をしながら勉強中だといいます。

神田駅近くにある文房具店に立ち寄り自社の商品はもちろんのこと他社の商品をチェックします。この日、宮本社長の注目したのは、いま女子の間で大人気のマスキングテープmtです。mtを製造しているカモ井加工紙は、もともとハエ取り紙の会社でしたが、ハエ取り紙が斜陽産業ということで開発したのがmtだったそうです。

目的地の秋葉原に着くとアニメショップ、パソコン部品店を見ながら、変化の激しい街から流行のスピード感を肌で感じるといいます。





posted by CYL at 09:32 | がっちりマンデー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする