2017年12月20日

ガイアの夜明け|誰が支える?食卓の真実

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ガイアの夜明け|誰が支える?食卓の真実



肉ブームの裏で肉牛の繁殖農家の数が激減しています。1976年には約30万8,000戸あった肉牛の繁殖農家の数は、2017年には約4万3,000戸になっています。(約86%減)さらに残った農家を苦しめているのが過酷な労働環境です。そんな労働環境を改善すべく支援を行う企業の取り組みに迫ります。


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鹿児島県伊佐市にある小北農場。農場で働く小北剛さんは、家族との夕食を終えると牛舎へ戻り、一頭の牛の様子を伺います。出産を間近にひかえた牛です。出産予定日を4日過ぎています。小北さんは、人間が立ち会わず死んでしまう牛がいるため、この夜、いつ産まれてもいいように待機していました。しかし、結局、その夜は産まれませんでした。

創業2016年、従業員数28人のベンチャー企業のデザミス。代表を務める清家浩二さんは、パナソニックのグループ会社に勤務し農業用扇風機の営業を担当していました。過酷な環境下で仕事をする肉牛農家を目の当たりし、会社を立ち上げ、ある機器を開発しました。

それがU-motion(ユーモーション)です。牛にセンサーであるU-motionを取り付けることで牛の活動量や餌を食べたのか否か、発情行動の有無などを把握します。

宮崎県高鍋町にある森ファーム宮崎に、デザミスの清家浩二さんの姿がありました。U-motionを取り付けた牛の中で活動量が極端に落ちた牛を発見しました。実際にその牛を特定して調べてみると動けずに地面にへたってしまっていました。すぐに獣医を呼んで対処をすることができましたが、これもU-motionのセンサーにより、すぐに牛の異常を発見できたことが今回の迅速な対応に直結しました。

分娩アラート
再び出産予定日を過ぎても分娩に至っていない牛を抱える小北農場。デザミスとNTTテクノクロスで開発を進めているのが分娩アラートです。U-motionで集めたデータをデータ分析を得意とするNTTテクノクロスが分析を行い、分娩の際に現れる牛の行動を特定し、分娩アラートとして分娩の兆候を農家に知らせる仕組みです。

分娩アラートの知らせを受けた小北さんは、牛の元へと向かいます。結果的に分娩アラートから8時間後、無事に出産が終了しました。今回の出産で有益であると感じた小北さんは、分娩アラートを今後もどんどん活用して行きたいと語ります。一方で、デザミスの清家さんは、世界中の牛を全てインターネットに繋げるのが目標と語ります。






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posted by CYL at 18:46 | ガイアの夜明け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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