2017年05月29日

ガイアの夜明け|残業やめられますか?

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ガイアの夜明け|残業やめられますか?


今、働き方の変革が起こっています。これまで日本企業ではよしとされてきた残業の価値観が変わろうとしています。先進国の中で他国に比べて日本の生産性は低いというデータもあります。

紳士服大手のはるやま
ノー残業手当

各社が残業への取り組みを行う中でユニークな取り組みで注目を集めていたのが、紳士服大手のはるやまです。はるやまは、残業をしなかった社員に一定額を支給することとしたのです。

はるやまが運営するパーフェクトスーツファクトリーの内山和彦さんもノー残業を課せられた中間管理職です。内山さんはパーフェクトスーツファクトリー池袋店の店長を勤めています。3月16日のノー残業制度を開始する前日に部下たちに説明を行いました。

ノー残業制度を始める3月〜4月は、紳士服業界では年間売り上げの半分を占めるまさに掻き入れどきの一番忙しい時期に当たります。会社の狙いとしては、継続的に制度を続けて行くために、あえて制度のスタートを3月とすることにしたと言います。この時期をノー残業で乗り切ることができなければ制度の継続することはできないと考えていたのです。

接客以外の業務
秒単位で効率化

内山さんが取り組んだのは、接客以外の業務効率化です。例えば、商品の袋詰め作業。販売員に実際に袋詰め作業をしてもらいその時間を測ります。その後、アドバイスをすることで作業時間の短縮を計ります。その差、わずかに数秒ですが、これら小さな積み重ねが1日、1週間、1ヶ月と積み重なることで大きな差を生むと内山さんは考えました。さらにこれまで閉店後に行っていた品出しなどの作業を接客の合間に行うようにしました。

接客への影響
内山さんの部下の百合草亮太さん(24)は、系列店103店舗の中で個人売り上げナンバーワンを達成したはるやま期待の新人です。百合草さんの接客は、お客の好みを踏まえた的確なアドバイスでトータルコーディネートを提案する接客スタイルです。

そんな百合草さん、ノー残業を目指すことによりこれまでの閉店後に行っていた作業などを接客の合間にしなけらばならず、その結果、接客へ集中することができず、百合草さんはストレスを感じているようでした。

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1ヶ月の成果は如何に
ノー残業制度の開始から1ヶ月後、その結果は驚くべきものでした。前年の同時期の店の平均残業時間が36時間であったのに対し、今年は3.1時間と10分の1にまで減少しました。一方で売り上げはというと、前年比110%超と残業が大幅に減ったにも関わらず売り上げが伸びたという驚きの結果となったのです。

価値観が変わった
内山さんは入社して16年間やってきた価値観が変わったと語ります。社会が変わって行く中で自らも働き方を変えなければならないと考えているようです。

また、系列店個人売り上げナンバーワンの百合草さんの残業時間は昨年52時間でしたが、今年は4時間と大幅に減少しました。そして百合草さんは、これまで自分の仕事量は残業なしでは実現不可能だと考えていたと言いますが、その考えも変わったと言います。ただ、残業代が減った分の給料の減少は彼の人生設計に少なからず影響を与えたようです。



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posted by CYL at 08:00 | ガイアの夜明け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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