2016年12月14日

ガイアの夜明け|冬の味覚に異変あり

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ガイアの夜明け
冬の味覚が大ピンチ
ライバルは世界


カニがピンチ
日本人が愛してやまないカニが、いま、世界で奪い合いとなっています。日本のカニを確保するため日本の商社が未知の海域に挑みます。

中国でのカニの消費拡大などで日本のカニの確保が困難になりつつあります。市場在庫の減少で年末のカニが確保できない可能性もあるといいます。

カニ確保がピンチのワケ
1、ロシアから日本への輸出制限(自然保護)
2、アメリカが2016年の漁獲枠を4割削減
3、中国での需要の増加


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目指せ、新たな漁場開拓!
東京中央区にある水産商社のアライアンスシーフーズは、様々な海産物を取り扱っており、カニの輸入においては日本でトップクラスの会社です。世界の主なカニの漁場はロシア、アメリカ、カナダの3つですが、アライアンスシーフーズは新たな漁場を探すべく、ノルウェーの北にあるバレンツ海に希望を託しました。

年末のカニを確保するという大きな任務を与えられたのがアライアンスシーフーズの大谷さんです。大谷さんはバレンツ海から輸入される商品には品質に大きな課題があることを感じていました。それを改善するのが大きな任務のひとつとなっていました。

バレンツ海を臨む街、ボーツフィヨルドにやってきた大谷さんが握手を交わしたのは、カニ漁船の船長のウルフさんです。船に乗り込む船員は20代の若者たち。ほとんどカニ漁の経験はなく、カニを食べたことすらない人たちです。それもそのはずノルウェーにはカニを食べる習慣がないといいます。

そんな船員たちを乗せた船が向かうのはこれまで行ったことのない北極圏にある海域です。船員たちはエサとなるスルメイカやニシンを仕込みます。出発から30時間後、やっと漁場に到着しました。到着するとエサをつけたカゴを海に仕掛けます。その数は200。2日後にカゴを引き上げます。最初のカゴにはタラバガニが多く入っていました。幸先のよいスタートとなりました。

問題は加工方法
カニを捕獲した後の加工工程をつぶさに観察をする大谷さんの姿がありました。ミソが付着、エラの付着を見つけると船員に指導を行います。いいカニが取れても加工が悪ければ商品にならないと大谷さんは語ります。だからこそ加工工程は細心の注意を払って仕事をすることの必要性を船員たちに根気よく指導するのです。

結局、新たな漁場探しの挑戦は、カニの脱皮時期が通常よりも2ヶ月早かったことなどの理由もあり(脱皮したてのカニは身が詰まっておらず商品価値がない)漁獲量は予定の4分の1で終わりを迎えることとなりました。

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中国のカニ需要の高まり
韓国釜山は世界から海産物が集まる東アジアの貿易拠点のひとつです。そこにやって来たのはアライアンスシーフーズのカニの仕入れ担当者です。

年末用のカニの仕入れを目的に韓国人の仲買人と会いましたが、日本よりも高く買ってくれる中国に売ったばかりで交渉の席にも着くことすら叶いませんでした。

次にやってきたのは大きな冷凍倉庫。品質のよい小ぶりのカニを発見した仕入れ担当者は早速韓国のブローカーとの交渉に臨みました。まず、提示したのは昨年と同様の金額です。これにはブローカーは見向きもしませんでした。さらに1割り増しの値段を提示しても取りつく島もない状態。結局、交渉の結果、落ち着いた額は昨年の3割増しの金額でした。これには仕入れ担当者も予想を超える高相場となっていることを肌で感じたようです。






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posted by CYL at 08:00 | ガイアの夜明け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする