2016年10月02日

がっちりマンデー|地元の儲かりパン屋さん

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がっちりマンデー
地元民は全国区だと確信
地元の儲かりパン屋さん


全国区のパン屋さんといえば、ヤマザキ、フジパン、パスコなどを思い浮かべるひとが多いのではないでしょうか?ところが地域によっては地元の儲かりパン屋さんがその地域のトップシェアを占めていることがあります。そのため、地元民はそのパン屋さんが全国区のパン屋さんだと確信して疑わないのです。今回は、そんな地元民だけが全国区だと思い込んでいるパン屋さんの儲かりの秘密に迫ります。


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北海道:日糧製パン
北海道にある日糧製パンは年間売り上げ175億円を誇る地元の儲かりパン屋さんです。地元の方に全国区のパン屋さんといえば?との質問を投げかけると日糧製パンとの声が返ってきます。それもそのはず北海道のパンのシェア1位を誇るのが日糧製パンなのです。

日糧製パンの3大ロングセラー
1、豆パン

甘納豆が散りばめられたパン。北海道には赤飯に甘納豆を入れる風習があったことに注目して開発されたパンです。豆がパンの表面に突き出ているのが特徴で、製造するには熟練の技が必要になるといいます。

2、ラブラブサンド
1984年発売のラブラブサンドは、山崎製パンのランチパックにそっくりですが、決してパクリではありません。食パンの耳を落として
中にフィリングを挟む機械で製造しているため似ているのです。日糧製パンが、ラブラブサンドを発売した当時はまだ山崎製パンが北海道に進出していなかったので北海道は日糧製パンの独壇場でした。現在、塩バニラなど独自の味を加えて11種類のラブラブサンドが販売されています。

3、チーズ蒸しパン
日糧製パンのメガヒットパンとなったのがチーズ蒸しパンです。1990年、全国でチーズブームが起こりイタリアのチーズが大量に日本に輸入されました。それをきっかけにチーズを使ったデザートみたいなパンを作ろう!と開発されたのが、チーズの風味を活かすためしっとりとケーキのような蒸しパン「チーズ蒸しパン」でした。最盛期には、1日に50万個が売れた大ヒット商品となりました。


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鹿児島:イケダパン
鹿児島県民は甘党ということに注目したイケダパンは、練乳入りの食パンなど甘いパンが特徴です。その最大のヒット商品がキングチョコです。チョコクリームをサンドし、さらに表面にチョコをコーティングしたのがキングチョコです。

1948年創業のイケダパンは、ヒット商品がない地味な会社でした。そんなイケダパンに転機をもたらしたのが一人のパートの存在です。
1980年のある日、一人のパートがチョコクリームをサンドしたパンを余ったチョコレートに浸して食べたところ、とても美味しく、その味が社内で評判となりました。それがきっかけで開発されたのがキングチョコだったのです。現在は1日に5000個が売れるヒット商品となりました。

以来、イケダパンは甘いもの路線で消費者の心をがっちりキャッチしてきました。あのシュガーラスクを日本で初めて大量生産を行なったのも実はイケダパンなのです。年間の売り上げは203億円とがっちり儲かっています。

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秋田:たけや製パン
たけや製パンは、青森県のパンのシェア6割を占める会社です。地元民が全校区のパン屋さんと確信して疑わないのも無理がありません。たけや製パンは、秋田県内の3つの会社が統合してできた会社です。3社が統合した理由は、秋田の交通網の発展が遅れにより大手の製パン会社の進出が遅れていましたが、大手製パン会社の進出に備えて、当時、地元でしのぎを削っていた3社が統合合併したのです。

バナナボート?
まるごとバナナ?

たけや製パンといえばバナナボートが有名だと地元民が口を揃えます。商品をみてみると山崎製パンのまるごとバナナに似た商品ですが、
たけや製パンがバナナボートを開発したのが1955年とその発売はまるごとバナナよりも先です。商品が似ているのには訳があります。実は、たけや製パンは1968年に山崎製パンのグループ会社になりました。その後、山崎製パンがまるごとバナナを販売するようになったとき、秋田を除いた地域で販売されたのです。


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posted by CYL at 09:12 | がっちりマンデー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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