2016年06月12日

がっちりマンデー|キングジムの儲かりの秘密

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がっちりマンデー|キングジムの儲かりの秘密



儲かりの特徴
独創的な商品で勝負


独創商品誕生の秘密は3段階の会議制度

キングジムには、キングファイルやテプラの他にも独創的な商品がたくさんあります。例えば、メモだけに特化したデジタルメモ「ポメラ」やノートに書いた内容をカメラで撮ればスマホで管理できる「ショットノート」などです。

独創的な商品を次々と生み出すキングジムの秘密は新商品開発の過程にあります。キングジムで新商品が誕生するまでには3つの会議の承認を得る必要があります。これは一般の会社でも珍しいことではありませんが、その会議の内容がキングジム独自の内容なのです。

アイデアを広げる第1の会議
まず初めの会議は課内で行われ、否定はせずに違った角度からアイデアを出し合うのが目的です。イケていない商品でも思わぬ商品に化けることがあるといいます。

ニッチ市場”スキマ”チェック第2の会議
そして第2の関門は部内の会議です。この会議では商品が儲かる”スキマ”に入っているかをチェックします。スキマが大聞いと大手が参入し、反対にスキマが小さいと商品が売れないので、適度な儲かるスキマに入っているかが鍵となります。ただし、適度なスキマであっても、後発のスキマでは作っても儲からないので、その見極めは容易ではありません。アイデア商品がビジネスとして成立するのか否かにこのスキマの見極めが大きな要素となるのです。

新商品は連帯責任の第3の会議
最終関門となる第3段階の会議では、役員と「営業」「経営」「物流」など各部門の責任者が出席します。出席者の顔ぶれから想像すると承認を得るのはさぞかし難しいのかと思われますが、最終関門へ上がってる企画提案の9割以上は承認されるといいます。そのワケは、会議の目的が役員全員が一致して新商品販売にゴーサインを出すことにあるからです。役員全員が承認することでたとえ新商品が売れなくても担当者の責任ではなく全ては連帯責任となります。そしてその結果として社員は失敗を恐れずに斬新な発想で商品開発に取り組めるというワケです。

テプラってどんな意味?!

テプラは、いつでも簡単にその場ですぐに貼り付けられるの意を英語の頭文字をとって名付けらたといいます。テプラが発売された時期はワープロが急速に普及し、社内はアナログ文具からデジタル文具へ移行時期の真っ只中にありました。しかし、デジタル文具の経験が全くなかったキングジムは、デジタル文具の足がかりとしてキングファイルを作るメーカーらしくまずはファイルの背表紙用のラベル作成の専用機としてどこでも手軽に綺麗な文字が作成できるとしてテプラを開発したのです。

Timely(いつでも)
Easy(簡単に)
Portable(その場で)
Rapid(すぐに)
Affix(貼り付けられる)

進化し続けるキングファイル
キングジムの最大のヒット商品と言えればキングファイルですが、その閉じ具は発売から62年間で20回改良が行われており、まさに今も進化し続ける商品なのです。


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posted by CYL at 09:28 | がっちりマンデー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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