2016年05月24日

ガイアの夜明け|新たなリサイクルの幕開け

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ガイアの夜明け|新たなリサイクルの幕開け

パレットハウスジャパン
廃材のパレットをリサイクル

ある町工場にある山積みになったパレットと呼ばれる木製の台は、フォークリフトでものを運ぶ時に下に敷いて使われます。そんなパレットはフォークリフトの爪にあたり傷つきやがて廃材となります。そんな廃材となったパレットを物色していたのがパレットハウスジャパンの大町浩さんです。

大町さんは廃材となったパレットをタダで譲り受けオシャレ家具に変えてしまう腕利きの木工職人なのです。そんな大町さんが代表を務めるパレットハウスジャパンに大きな仕事が舞い込みました。それはドーナツチェーンの大手ミスタードーナッツが、大町さんの廃パレットの壁材で1000店舗を改装を行うことが決定したのです。


ぴあ
総合文化施設をリサイクル

イベント運営や出版事業などを手がけるぴあは、新事業として廃材の活用を行っています。東京の武蔵野市から依頼を受けて取り組んだのが武蔵野市民文化会館の建て替えに伴って生じる廃材の活用です。武蔵野市は、廃棄物を捨てる費用を低減させたいと考えているようです。

バレエ公演やコンサートなどの総合文化施設であったことから廃材の活用法はバレエや音楽などに関する商品を作ることをぴあの担当者は考えました。そしてそれらの作業は地元の家具店や木工職人が行うのです。

いわば廃材をリサイクルすることで市民の思い出がモノに変わるのです。武蔵野市民文化会館は新しく建て替えられますがその思い出は商品として人々の手の中に残ります。

フクル
残反(ざんたん)からオーダーメイドドレス


かつて繊維のまちとして隆盛を極めた群馬県桐生市。現在の繊維工業出荷額は20年前の約1/4と厳しい状況にあります。今、桐生
復活に向けた新たな動きがあります。

見本市などでサンプル生地として披露される残反(ざんたん)と呼ばれる生地は、これまであくまで見本品で商品にはなりませんでした。しかし、その残反を有効活用しようとする動きが始まっています。

桐生市で実家の縫製工場を拠点に新会社「フクル」を設立したのが木島広さんです。木島さんは有名ブランドのデザイナーを務めパリコレにも参加した経験を持ちます。

実家の縫製工場で残反を活用した格安オーダーメイドドレスを制作販売しようというのです。フクルならば、通常10万円ほど3〜5万円でオーダーメイド可能だと言います。その仕組みは、桐生で選りすぐった残反とドレスのデザインをホームページに載せます。そして、欲しい人が気に入ったデザインと柄を選べば一点モノのオーダーメイドドレスが安く手に入るというものです。

これまでのビジネスモデルでは輝かしい未来はないと考えた木島さんが見出した活路が残反だったのです。
posted by CYL at 23:57 | ガイアの夜明け | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする