2016年05月15日

がっちりマンデー|4兆円企業「デンソー」

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がっちりマンデー|4兆円企業「デンソー」



Summary:要約・要旨

本社:愛知県刈谷市
売上高4兆5245億円(2016年3月期)

車の部品(自動車部品)を製造
 カーナビ、液晶メーター、カーエアコン等
 売り上げの3分の1を占める自動車部品


デンソーは元々トヨタ自動車の「電装部」
 創業当時はエンジンのスターターなどを製造
 いまではトヨタ以外の部品も手掛けている
 電装品とは電気で動く部品

カーエアコンの製造ラインは100%ロボット
 ロボットを自社開発
 職人の動きをロボットにプログラミング


QRコードを開発したのはデンソー
 もともと社内の製品管理のため
 バーコードに変わる管理コード
 特許取得、使用料は無料

若者育成「デンソー工業学園」
 社員育成の学校
 中学高校を卒業した若者が入学
 工業高校課程・高等専門課程がある
 デンソーの社員としてお給料が出る
 ヤスリがけ・旋盤などの技術を学ぶ


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カーエアコンの製造ラインは
100%ロボット!!

トヨタをはじめとして11社に供給するデンソーのカーエアコンの国内シェアは60%。そんなデンソーのカーエアコン組み立て製造ラインで働いているのはロボットです。100%ロボットで作っており、管理する人間1人に対して、ロボット24台が1日2万台を製造しています。さらにそれらのロボットも自社で開発したというから驚きです。

職人の動きを再現
まるで人のような動きをするロボットのその秘密は、職人の動きをエンジニアが作業をチェックし、同じ動きになるように職人さんの動きをプログラミングしていることにあります。つまり、ロボットの動きは職人さんの動きと同じなのです。

QRコードは製品管理のためのもの
デンソーのAUTO-ID事業部の原昌宏さんは、今や巷に溢れるあのQRコードを開発した人物です。デンソーがなぜQRコードをつくったのか?そのワケは、1991年にバブルがはじけて製造業が多品種少量生産になり現場で使われていたバーコードでは対応できなくなったことにあります。

バーコードに変わる管理コードとして原さんが開発したのがQRコードだったのです。バーコードを縦横に組み合わせたのがQRコードで、バーコードが文字しか扱えないのに対して、QRコードは7000文字を扱うことができるのです。QRコードの開発で多品種の製造部品の管理が効率的になったのです。

そんなQRコードですが、巷で溢れているのは、デンソーが使用料を無料にしたためです。お金よりも普及を目指したのです。


企業は人!!
学校で人材育成

デンソー工業学園は、デンソーの社員育成の学校です。工業高校課程・高等専門課程があり、デンソーの社員としてお給料が出ます。中学高校を卒業した若者が入学し、ヤスリがけ・旋盤などの技術を学びます。卒業後は、設備を作る部門や製品の大元となる型を作る部署に配属されるといいます。カーエアコンの製造ラインではロボットが活躍していましたが、ものづくりで言うもっと上流の過程には今でも大切なのはやはり「人」なのです。
posted by CYL at 10:21 | がっちりマンデー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする