2016年04月30日

オイコノミア|又吉直樹ボクのニュース経済学

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オイコノミア
又吉直樹
ボクのニュース経済学


2015年、又吉直樹の3大ニュース
経済学の視点から見てみよう!!



2015年又吉直樹 3大ニュース
1、沖縄に帰省(祖母に会う)

沖縄に帰省した又吉さんは一編の詩を書きました。そこには『祖母の幸福は僕の幸福』という一節があります。経済学でこの一節を読み解くと「利他性」という言葉が当てはまります。利他性とは、自分がコストを払っても他人のために行動することを言い、利他性の中でも「純粋な利他性」は
他者の喜びそのものが自分の喜びになるということを言います。まさに又吉さんが書いた『祖母の幸福は僕の幸福』は純粋な利他性に当たります。さすが経済学芸人ですね。

利他性
自分がコストを払っても
他人のために行動すること


純粋な利他性
他者の喜びそのものが
自分の喜びになるということ



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2015年又吉直樹 3大ニュース
2、同窓会に参加

同窓会に参加した又吉さん。同級生の多くは結婚をしていました。昨年は、渋谷区で同性パートナーシップ制度が制定され、結婚の形が多様化しつつあります。経済学者ニック・ポータヴィーによると結婚によって得られる幸福度は月収が4万円増えたときの幸福度と同じ程度だと言われていますので同性カップルには大きな幸福をもたらす制度です。

ただ、同性パートナーシップ制度は条例であるため法的拘束力はありません。しかし、携帯電話の家族割が適用されたり、生命保険の受取人にパートナーを指定できるようになりその変化は決して小さなものではありません。日本では同性婚はまだ認められていませんが、世界には同性婚を認めている国や地域が欧米を中心に23あります。

また、LGBT(レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシャル(B)、トランスジェンダー(T)の頭文字)の権利を法的に認めている国ほど一人当たりのGDPが高いという研究もあります。つまり差別はGDPに不利に働くということです。

リチャードフロリダが発表したボヘミアン指数は、芸術家や作家、写真家などが人口に対してどの程度の割合をアメリカの都市ごとに調べて比較したものです。もう一つ類似した指数にゲイ指数がありますが、ゲイが多いこととクリエイティブな都市であることには相関関係があることがわかっています。つまり、都市がオープンであることは色々な人を受け入れる環境が整っていて、クリエイティブであるということに繋がると考えられます。このような「多様性」というのは新しいアイディアが生まれたり、イノベーションが起きることが期待でき、経済活性化の鍵になると考えられています。


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2015年又吉直樹 3大ニュース
3、芥川賞受賞

又吉さんの2015年最大のニュースは何といっても芥川賞受賞です。又吉さんの受賞に影響を受けてか大竹先生が論文発表を行った研究では、

芥川賞受賞者は候補者と比べ
平均3.3歳長生き

直木賞受賞者は候補者と比べ
平均3.3歳短命

ということがわかりました。結果に対する大竹先生の見解は、芥川賞は純文学の新人賞ということで受賞者は所得が上がって生活が安定し幸福度が高くなる、その結果、精神的にも肉体的にも健康になるのではないかと考えています。一方の直木賞はすでに実績のある作家が受賞する賞であるため、受賞することでより忙しくなるため短命になるのではないかと考えているそうです。
posted by CYL at 10:00 | オイコノミア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする