2016年04月10日

オイコノミア|モテの極意

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オイコノミア|モテの極意


経済学の目的は如何にしたら人が幸せになるかを研究する学問ですが、今回はモテの極意を経済学から読み解いていこうと思います。

経済学で考えるモテるとは
まずはモテるとはどんな状況でしょうか?恋愛を市場経済で例えるなら、需要が供給を上回る状態、つまり、ひとりの男性に多くの女性が付き合いたい(反対も然り)と思うような状況といえます。

モテの達人としてゲストに登場した又吉さんの相方、ピースの綾部さんの場合、若い女性から熟女まで好きになる人の年齢層の幅が広い、いわゆる「ストライクゾーンが広い」ことが特徴です。これは経済学で言えば「恋愛市場が大きい」ことに当たります。

さらに、綾部さんご本人曰くモテるための努力をしていると言いますが、これは一般企業で言うならば、自社商品の魅力を高めるための研究開発を行っていることと同じです。

シグナリングとは
経済学のシグナリングとは、『情報を持っている側が情報を持っていない側に対して自らのよい性質を伝えようとすること』を言います。例えば、恋愛において、服装に気を配ることで自分はオシャレな人間ということを相手に伝える努力をしていることなどが挙げられます。恋愛においてもまずは自らが良さをアピールすることが大切だということです。

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経済学では恋愛をゲームと考える
経済学でいうゲームとは戦略的状況、つまり、相手と自分の出方次第で結果が変わる世界のことを言います。戦略的状況では、自分がいまどのような状況にいるのをきちんと理解することが大切となります。

スクリーニングとは
経済学で言うスクリーニングとは、『情報を持たない側が情報を持つ側に対して選択肢を示し、どれが選ばれたのかを通して情報を得ること』を言います。例えば、相手との会話の中から好きな食べ物、場所などの情報を引き出すことで、デートへ誘ったときに応じてくれるような相手にとって魅力的なデートプランを探ることなどが、スクリーニングに当たります。

また、会話などによって相手が自分のことをどう思っているのかによって次の行動を決めたりすることもスクリーニングと言えます。

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メンタルアカウンティングとは
経済学で言うメンタルアカウンティングとは、『同じモノであっても入手方法によって無意識に重要度が変わること』を言います。人は、苦労して手に入れたものほど価値を感じます。つまり、恋愛では、相手を焦らす間に自分の価値は上昇しているのです。

出会いを増やす理論「シック・マーケット」
自らが望む相手と出会うためにはその機会を増やすことが一番の近道です。経済学でいう「シック・マーケット」は、需要と供給がマッチして取引が成功するためにはその可能性が高い場所に行ったほうがよいという考え方です。

つまり、自分のことを欲しがってくれる人(需要)が多い場所で、かつ自分が相手を魅力的だと思う(供給)場所に行くと出会いが多くなるというものです。

(たとえばサッカーが好きな女性ならサッカー部のマネージャーになれば、サッカー部には男性が多く女性が少ない(需要が大きい)、自分が魅力的だと思うサッカー部員(供給が大きい)に出会う確率は高まりますので、まさにシック・マーケットと言えるのではないでしょうか。)
posted by CYL at 10:00 | オイコノミア | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする