2016年01月31日

夢の扉+|古い建物をまるで新築に!リファインング建築

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夢の扉+|
首都大学東京特任教授
青木茂 67歳


古い建物をまるで新築に!
リファインング建築


今建築の分野で注目を集めている一人に建築家がいます。首都大学東京特任教授の青木茂さんです。古い建物が放置された空き家の増加が全国で問題となっています。そんな空き家問題を解決する糸口を提供する可能性を秘めた人物が青木さんです。

イタリアで目にした衝撃
青木さんが建築家になったのは日本がバブル景気に向かっている時でした。当然、青木さんの頭には新築の事しかなかったと言います。転機が訪れたのは34歳のときでした。ヨーロッパ建築の視察ツアーに参加した青木さんは、北イタリア
ヴェローナにあるカステルベッキオ美術館を見て衝撃を受けました。中世の古い城を改修し美術館として再生された建物。数百年前の建物が街の風景となっていることを知った青木さんは、その時、自分の進むべき道が見えたと言います。
都市全体が歴史を残す事でアイデンティティ誇りを持つことができる。それはまさに素晴らしき理想の世界だと考えたのです。以来、古い建物を再生して残す建築方法を模索し、約15年をかけて確立したのが「リファイニング建築」です。

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リファイニング建築
青木さん曰く、リファイニング建築はダイエットに似ている。体重が重いと膝にくる。だからまずは体重を落としてから筋肉をつける。建物も同じです。建物を軽くした方がいい地震に優位のため、軽量化した上で合理的に耐震補強を考えるというのがリファイニング建築のエッセンスです。

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建ててから壊すまでの年数を世界の国と比較すると、石造りのイギリスでは81年、木造建築のアメリカでは67年、そして我が国日本で日本32年です。世界最古の木造建築物「法隆寺」がありますが、日本にはまだ古い家を直して住み続ける習慣はまだないのです。だからこそ、リファイニング建築がこれからの日本の家の未来を変える日がやってくるでしょう!


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posted by CYL at 19:46 | 夢の扉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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