2016年01月17日

夢の扉+|(株)仙拓 社長 佐藤仙務(24)

c04ac3ef6237255b9cbbb26b22bb493d_s.jpg


夢の扉+|(株)仙拓 社長 佐藤仙務(24)


24歳”寝たきり社長”が日本を変える!?
佐藤さんは脊髄性筋萎縮症という10万人に一人という難病で両手の親指が1センチしか動きません。仕事は、父親が特別に改良したというパソコンを使って行います。

そんな佐藤さんと一緒に働くのが副社長の松元拓也さんです。松元さんも佐藤さんと同じ病気で、動くのは右手3本の指だけです。松元さんは、デザインを担当しまています。ものづくりが得意で、営業が苦手の松本さん、一方でものづくりが苦手だが営業が得意な佐藤さんが、それぞれの強みを活かしながら弱点を補う形となっています。

なぜ起業したのか?
佐藤さんが病気だとわかったのは生後10ヶ月の時です。高校3年生の夏、障がい者が働く作業所への就職が決まりました。ところが、その研修中に職場の同じ障がい者の先輩から思いもよらない言葉をぶつけられました。

佐藤さんが職場まで母親に送り迎えをしてもらっていたことを知った先輩は「お前みたいな軟弱障がい者、ろくな人生送れないぞ」と言われたのです。この言葉に心が折れた佐藤さんは就職をやめてしまったのです。

佐藤さんはその後、幼馴染みの松元さんを誘って1年がかりで前例のない重度障がい者だけの会社を立ち上げたのです。佐藤さんの心の中には、心のない言葉をぶつけた先輩の鼻を明かしてやろうという闘争心があったのではないかと松元さんが当時を振り返ります。

障害は会社の特徴
佐藤さんは障害があることは会社の特徴だと考えたと言います。そうすることで、障害がハンディではなく武器になるのです。そして一冊の本を書きました。そしてSNSなどネットを通じて自分をアピールしました。圧倒的に相手にされないことの方が多かったというが、5年間で5000人もの人脈を作ったのです。そのおかげで様々な業界から仕事が舞い込むようになりました。

同じ障がい者のために
佐藤さんは障がい者のために新たな仕事を始めました。それが「仙拓レンジャーズ」という名刺受注システムです。統一されたデザインの名刺を製作し、売り上げの30%が障がい者の作業所の利益となります。IT技術を駆使して、障がい者でも簡単に名刺作りが出来るように工夫されたシステムとなっていて、数回クリックをするだけで名刺を作ることができます。

障がい者のカウセリング
マッチングサイト「るくぴあ」

さらに佐藤さんは新たなビジネスに乗り出しています。そのビジネスとは、障がい者が同じような障害者のカウンセリングを行うというサービスです。悩みを抱える障害者とカウンセラーの資格を持つ障害者をマッチングを行います。誰にも言えない悩みでも同じ境遇のカウンセラーなら理解出来るということで、キャッチフレーズは”障がいがキミの武器になる”です。

ネットを使ったカウンセラー養成講座には、働きたくても働くことができなかった重い障がいを持った人たちが応募してきました。養成講座では90日間の講習を受けて最終試験に合格すれば「るくぴあ」のカウセラーの資格を取得することができます。佐藤さんの新たなビジネスが、障がい者の雇用を生み出しているのです。


スポンサードリンク



posted by CYL at 19:51 | 夢の扉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。