2015年12月25日

ワールドビジネスサテライト|ニッポンの欲望はどこへ!?

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ワールドビジネスサテライト
ニッポンの欲望はどこへ!?



物欲旺盛|バブル世代の消費

バブルを経験した世代をひとことで言えば、モノにステータスを求める世代だと専門家はいいます。人と違うモノ、優越感を与えてくれる商品を消費する傾向があるのです。

日本橋高島屋ウオッチメゾンは、ロレックスやカルティエなどの高級ブランドの時計を取りそろえています。1ヶ月の売り上げは5億円以上だといいますが、その売り上げの6割を占めているのが、バブルを経験した40代後半から64歳までの客です。

また、バブル世代の欲望は車の趣向にも現れています。2015年日本で最も売れている外国車がメルセデス・ベンツ。その国内販売台数は、過去最高を記録する見込みで、購入客のメインは50代のバブル経験世代なのです。

一方で、いまは、家族を抱える世代でもあるため、節約と消費を上手にやり繰りをする”メリハリ消費”がバブル世代の消費の特徴です。節約をしながらも、それでも時々消費でモチベーションを高めたいと考えているのです。

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”いいね”が欲しい若者世代

消費離れが進むといわれる若者世代ですが、その欲望はどこへ向かっているのでしょうか。

シェイクシャックは、日本初上陸のニューヨーク発の高級ハンバーガーですが、その店内ではハンバーガーと一緒にスマートフォンで写真を撮る若者姿がありました。撮った写真はSNSにアップし、”いいね”をもらうと嬉しいと若者は語ります。

撮影女子会
レンタル衣装にヘアメイク、プロが写真撮影をしてくれるサービス「撮影女子会」が今若者の間で人気を博しています。2人で利用した場合の料金はおよそ3万円と決して安い料金ではありませんが、お金を払ってプロに撮影してもらった写真をSNSに投稿する若者が増えています。

高級リムジン貸し切り
高級リムジンを貸し切って女子会を開いていたのは、なんと20代の若いママさんたちでした。彼女たちもたくさんの写真を撮ってSNSにアップしたいと語ります。

このように、SNS用の写真を撮りたい!という若者たちの欲望が新たな消費を生み出しています。若者の消費の特徴は、個人の欲望を満たす消費というよりは、SNSなどによる共感型の消費を好む傾向があるようです。


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アメリカ|驚きの欲望とは


アメリカの旺盛は消費を支えているのは、クレジットカードです。アメリカでは1世帯あたり約90万円のカードローンを抱えているといわれますが、なぜアメリカ人はクレジットカードでローンの抱えながらも消費をするのでしょうか。

世帯年収1800万円
共働き夫婦の例

110平米、2LDKの約1億円のマンションを購入を購入した息子一人を抱える共働き夫婦の毎月の返済額は約42万円だといいます。夫婦共働きで世帯収入は約1800万円だといいますが、住宅ローンの他にクレジットカードでの買い物(月40万円)をし、旅行、最新の家電を購入した上に、さらに自動車が欲しいと語ります。

アメリカ人の旺盛な消費の背景には、好調なアメリカ経済があります。実際に、前述の夫妻が購入したマンションの資産価値は2割上昇しているといいます。つまり、失業の心配がないことと資産価値が上がっていることによる安心感が、アメリカ人の消費への欲望を一層かき立てているのです。

そして、夫妻はこう語ります。”贅沢していると思っているが、人生は楽しむもの”だと。
posted by CYL at 23:45 | ワールドビジネスサテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする