2015年12月21日

夢の扉+|オーエックスエンジニアリング社長_石井勝之

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夢の扉+|
オーエックスエンジニアリング社長_石井勝之


パラリンピック金メダルに挑む
小さな”車いす工場”


偉大な創業者であり父の重行さんの存在
オーエックスエンジニアリングが他の車いすメーカーと違う点は、勝之さんの父であり創業者の重行さんが車いすユーザーであったことです。

父・重行さんは、もともとバイクレーサーとして活躍する傍らで、バイクショップを経営していました。しかし、35歳のときに走行中に転倒し、一生車いす生活を余儀なくされながら、理想の車いすづくりに取り組んだのです。重行さんは、自らが乗りたいと考える車いすを開発しました。浜辺を走れる車いすや山をハイキングできる車いすなど、開発はロマンだと語るような、まさに夢に生きた人でした。

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自らの夢を自問
22歳のときからエンジニアとして創業者で父である重行さんを支えてきた勝之さんが3年前に社長を継ぐと自らの夢を自問しました。しかし、当時の勝之さんには確固たる夢がなかったといいます。

そんな折、転機が訪れたのは2年前でした。展示会にやってきた少年は、競技用の車いすに乗るもののその表情はどこか晴れないものでした。「ぼくの身体に合うのはないんだ」そうつぶやいた少年の言葉に勝之さんははっとしました。そのとき、勝之さんは、子ども達が自由に動けるようなスポーツ用の車いすをつくろう!と考えました。

当時の子ども用競技用車いすといえば、特注な上に高額で成長すればサイズが合わなくなってしまう代物でした。そのため、メーカーにとっても収益が望めず、手を出す会社は皆無に等しかったのですが、石井さんは、あえてその開発に挑みました

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子ども用スポーツ車いす「WeeGo」
そして、ついに石井さんは子ども用スポーツ車いすの開発に成功し、英語で”さー始めよう”を意味する”Here we go”から名前を取ってWeeGoと名付けました。サイズは子どもの成長に合わせてSサイズとMサイズの2種類としました。2種類にすることで製造コストを削減し価格をおよそ半分に抑えることに成功したといいます。

石井さんの夢
石井さんがいま思い描く夢、それはWeeGoを使った子ども達が将来パラリンピックでメダルを獲得することだといいます。
posted by CYL at 22:52 | 夢の扉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする