2015年12月06日

がっちりマンデー|儲かる業界数字

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がっちりマンデー|儲かる業界数字


たとえばテレビ業界には”視聴率”という数字が、鉄道業界にはお客さんの”乗車率”があります。ほかにも飲食業界には”回転率”、出版業界には”在庫率”など、一般の人にはあまり知られていませんが、その業界の人たちが大切にしている数字、いわゆる業界数字があります。業界数字は儲かりに直結する業界独自の数字です。


お菓子業界”拠点率”
拠点率とは、お菓子が店舗の売り場に置かれている割合のことをいいます。たとえば、あるお菓子が100店舗のうち60店舗で置かれていたら、拠点率は60%となります。

お菓子メーカーにとっては自社のお菓子をいかにたくさんのお店に置いてもらうかがとても重要になってくることを”拠点率”という業界用語があることからわかります。

拠点率90%のお菓子
クラシエフーズ「ねるねるねるね」は脅威の拠点率90%を誇ります。そんな「ねるねるねるね」には拠点率を上げるためにとった戦略がありました。

お菓子にはスナックやキャンディーなどカテゴリーが11あります。それぞれカテゴリーには大手企業の看板商品がありその競争は激しいため、クラシエは、新たに「手作りお菓子」というカテゴリーをお店につくってもらうことで、ねるねるねるねをたくさんのお店に置いてもらうことに成功したのです。


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ホテル業界”定員稼働率”

よく耳にするのはホテルの客室稼働率です。たとえば、定員5名の客室が3部屋あり、それぞれの部屋に一人ずつ宿泊すれば客室稼働率は100%となります。ところが同じ状況を定員稼働率に換算すると5人×3部屋=15人、3/15で定員稼働率は20%となるのです。

つまり客室稼働率よりも定員稼働率が高い方が儲かりに直結する数字だということがわかります。

徳島県鳴門市にあるルネサスリゾートナルトにはそんな定員稼働率を上げる戦略があります。それは、おじいちゃんから孫まで、三世代のお客さんを狙うことです。そのために3世代それぞれが楽しめるイベントを宿泊のオプションとして用意しているのです。

たとえば、一番の人気プランは、鳴門金時芋掘りプランです。親子三世代みんなで芋掘りを楽しむプランです。その他に、鯛飯教室プランや阿波踊りプランなどを提供しています。

その結果、定員稼働率は2010年には47%だったのが、2015年52%となったのです。5%の定員稼働率が上がることで約8000万円の売り上げが上がるといいますから5%というのは一見小さく見えますが、売り上げからみると大きな差であることがわかります。

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アパレル業界”売り上げ高物流費比率”

売り上げ高物流比率とは、商品が売れるまでにかかった物流コストの割合のことをいいます。たとえば、1000円のTシャツをつくってから売るまでに、物流で100円かかった場合、売り上げ高物流費比率は10%となります。

商品がかさばるアパレル業界では物流にかかるお金を抑えることが、商品の価格を下げることに繋がるのです。そんな売り上げ高物流費比率を抑えることに成功したのがファッションセンターしまむらです。

アパレルを含む小売り業界の売り上げ高物流費比率は平均4.8%ですが、しまむらは1.5%です。平均のおよそ3分の1に抑えることができる秘密は商品配送センターの自動化です。自動化により人件費を抑えることで、売り上げ高物流費比率を下げることに成功しているのです。その結果がしまむらの商品の安さに繋がっているのです。

インターネット業界”コンバージョンレート”

コンバージョンレートとは、サイトにアクセスした人が購入や申し込みをする割合のことといいます。
posted by CYL at 08:46 | がっちりマンデー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする