2015年11月03日

夢の扉+|スパイバー代表取締役_関山和秀

d75d9fd8bca870a9c8f678c724f26c9c_s.jpg


夢の扉+|スパイバー代表取締役_関山和秀


人工クモ糸による脱石油社会の実現


夢の繊維|人工クモ糸
NASAや米軍でさえ開発に失敗をした”あるもの”を日本の若き起業家関山和秀氏が開発に成功しました。

”あるもの”とは鉄より強くゴムのように伸び、さらに原料に石油を使用しない人類の夢の繊維として注目されています。”あるもの”とは、人工的に作ったクモの糸「人工クモ糸」です。

世界のものづくりを変える
プラスチックやゴム、ポリエステルなど私たちの身の回りには石油から作られたもので溢れています。

それらをタンパク質からなる人工クモ糸で代替することで限りある資源である石油に依存しないものづくりを実現しようというのが関山氏の夢です。

実用化へ向けた大量生産
人工クモ糸を実用化させるためには大量生産が必要です。しかし、クモ糸を作り出すクモは共食いをしてしまうため養殖ができないという問題がありました。

そこで目をつけたのが短期間で培養可能で安価な微生物です。

クモには糸の原料となるタンパク質を作り出す遺伝子がありますが、その遺伝子を微生物に移植することで微生物に糸の原料となるタンパク質を作らせるのです。

アイデアより行動力
実は以前にも関山さんと同じように微生物を利用してクモ糸をつくることを試みた研究者がいましたが、うまくいくことはありませんでした。それでも、関山さんは微生物でも機能する新たな遺伝子を開発に取り組みました。

研究開発をはじめて3年が経ったころ、1ミリのクモ糸ができていることを発見しました。その翌年には2ミリになり年々クモ糸の量が増え、量産化が見えてきました。

4a6e03b389502e4a329850ed3533a595_s.jpg


世界初、人工クモ糸商品
今年、ノースフェイスと共同開発をして完成したアウタージャケット「MOONPARKER(ムーンパーカー)」が披露されました。

人類が成し遂げた偉大なイノベーションである月面着陸にならい脱石油という大きな目標を実現する並々ならぬ決意がムーンパーカーという商品名に込められてます。

イノベーションはアイデアではなく行動力
関山和秀
posted by CYL at 19:15 | 夢の扉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする