2015年09月12日

ワールドビジネスサテライト|進化するカラオケ

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ワールドビジネスサテライト
進化するカラオケ



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新サービス&値引きで集客

親子連れをターゲットにした新たしいタイプのカラオケ店「まねきねこ」では、キッズスーペスが設けられ、親たちは部屋にあるモニターで子供達の様子を確認しながらカラオケを楽しくことができるようになっています。

キッズスペースは受付の奥に設けられ、受付からもモニターで確認ができるようになっていて、何かあればすぐに駆けつけることができる体制となっています。通常のカラオケ店への親子連れの来客割合は1割程度ですが、この店舗では2割以上のお客が家族連れとなっていいます。

一方で、若者を呼び込むために行っているのが室料無料サービスです。高校生は飲み物を注文すれば室料が時間無制限で無料となります。さらに気軽に来店してもらうことを目的に、食べ物や飲み物の持ち込みを無料としています。

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新型のカラオケ「まねきねこ」を運営するコシダカが、積極的な設備投資や値引きサービスを行っている背景には、カラオケ人口の減少への危機感があるといいます。

カラオケボックスの市場は、1996年の6620億円をピークに2013年には3957億円へと4割以上の落ち込みとなっています。その要因には、娯楽の多様化やCDの販売減少などが挙げられます。

コシダカはかつてのカラオケ世代である現在の子育て世代を呼び戻し、若者層を将来の顧客にすることでカラオケ文化を育てることを目指しています。

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2画面連動モニターで集客

カラオケ機器メーカーも利用者を呼び込もうと取り組んでいます。第一興商は、CDの販売数が減少する一方で、音楽ライブの市場は減少していないことに着目し、カラオケボックスの中に大きな2画面連動のモニターを設置することで、ライブの余韻をカラオケで楽しんでもらうことで集客を狙っています。

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楽器利用で集客

エクシングのカラオケ機器は、ギターやドラムなど最大3台まで楽器を接続できるようになっています。利用者は、手軽にギターやドラムを借りることができるので体一つでバンドが組める楽しみがあるといいます。機器を開発した担当者は、歌が好きな人だけではなく、楽器を演奏することが好きな人もにカラオケボックスに通ってほしいと語ります。

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訪日外国人向けカラオケで集客

カラオケの拡大の鍵を握るのが訪日外国人です。カラオケは日本発祥で欧米にはカラオケボックスはないため、日本でのカラオケは貴重な異文化体験となるのです。

ビッグエコーを運営する第一興商は外国人を呼び込び市場を活性化させることを目指し、JTB系の外国人向けサイトでカラオケを組み込んだツアーを発売しました。

さらに一部の店舗にきゃりーぱみゅぱみゅの映像作品に携わった増田セバスチャンさんが室内デザインを監修した「もしもしニッポンルーム」をつくりました。

そして業界初となる日本語の曲をローマ字で検索できる端末を開発しました。これまでアルファベットを使って検索できるのは洋楽だけでした。

新しいサービスに新しい機器などによって進化するカラオケボックスから今後、新たなカラオケ文化が生まれそうな予感がします。


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posted by CYL at 10:28 | ワールドビジネスサテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする