2015年09月01日

未来世紀ジパング|ベトナムで深化する日本式

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未来世紀ジパング|ベトナムで深化する日本式


ベトナム戦争終戦から40年

ソ連などが支援する北ベトナムとアメリカなどが支援する南ベトナムとの戦いとなったベトナム戦争は、いわば東西冷戦の代理戦争でした。

400万人の民間人が犠牲になったベトナム戦争から40年が経ったいま、ベトナムはかつての日本の高度成長時代のような急速な発展を遂げています。

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アメリカとの関係改善

かつての敵国だったアメリカとの関係改善が進んでいます。その背景にあるのは中国の存在です。南シナ海で、ベトナムは中国との領有権問題に直面しています。

中国は、西沙諸島周辺でベトナム漁船を威嚇したり、海上油田の開発に乗り出したり、海洋進出を活発化させているために、ベトナムはアメリカと関係強化を図ることで中国を牽制する狙いがあります。

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GDPが10倍に

ベトナムのGDPは、1980年後半から急速に伸びて、その頃と比べて、およそ10倍にまで成長しています。ベトナムはいまも社会主義ですが、1986年にはじめたドイモイ政策により、市場経済化が進み、外国からの投資が活発化し、世界の企業がベトナムへ進出するようになりました。日本も例外ではなく、現在ベトナムには1417の日本企業が進出しています。

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広まる日本式

高度経済成長時代に日本で人気を博したプロレスです。ベトナム初のプロレス興行を行うのは日本の団体です。また、日本で活躍したディック東郷さんは、プロレスラー育成学校を立ち上げて新人レスラー育成につとめ、プロレス文化をベトナムに広めようとしています。

また、ベトナムでは理容師免許がなく誰でも開業できるため、路上理髪店も珍しくありません。そんな中、ベトナム人を対象とした理容学校を北海道の専門学校がベトナムに開講しました。学校で教えているのは日本式の散髪です。

さらに、2014年日本で創業47年の銀座マツナガがベトナムに進出しました。料金は路上理髪店の数倍ですが、それでも一度利用したお客はまたやってくるといいます。


日本の製油所開発

経済成長の陰にあるのがエネルギー問題です。ベトナムでは、2輪車だけでなく4輪車が増えているため、エネルギー需要が伸び、製油所の需要が増えているのです。

日本では高度経済成長期に多く作られた製油所ですが、近年は日本国内のガソリン需要が減っており、日本で最後に製油所が作られたのは、1975年、いまから40年前になります。日本でかつて製油所開発に携わった技術者がベトナムで活躍しているのです。


かつて日本で流行が再び

2013年のベトナムの総人口の平均年齢は28歳となっています。一方で日本の高度経済成長期の1960年の平均年齢は29歳で、人口構造がかつての日本に似ているので、昔受け入れらた産業がいまベトナムで花咲いています。

そのひとつが学習塾です。日本では縮小気味ですが、ベトナムではこれからの産業ということで栄光ゼミナールや公文などが進出しています。またカラオケボックスやボーリングなど日本で昔流行ったものが人気となっています。かつて日本の高度経済成長時代に流行ったものがいまベトナムで人気となっているのです。

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規制緩和とビジネスチャンス

2017年にセブンイレブンジャパンがベトナムに進出する予定です。セブンイレブンは、アメリカ発祥で世界16カ国に5万6000店舗も展開していますが、地元との合弁会社で純日本式という店舗は少ないが実情です。

そういう中でベトナムには純日本式のセブンイレブンで挑戦する予定です。その理由に、これまでベトナムには外資が進出するのに色々な規制がありましたが、外国人の出資規制が撤廃され急激に規制緩和が進んでいるためです。今後は、日本式のサービスをもって勝負できる土壌が整うことで、ビジネスチャンスが一層広がることが予想されています。




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posted by CYL at 15:55 | 未来世紀ジパング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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