2015年08月11日

ワールドビジネスサテライト|バナナ戦争!高級化しのぎ

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ワールドビジネスサテライト
バナナ戦争!高級化しのぎ



8月7日がバナナの日とあって、都内の百貨店で試食販売されていたのは新しい食感のバナナです。アップル風味のバナナ「バナップル」です。猛暑の中、冷やしたり冷凍したりしてバナナを食べる新しい方法を提案し、消費が落ち込む夏の売り上げのテコ入れを図っています。

バナナ|果物消費ナンバー1
バナナは1963年に輸入が自由化され、1980年代には庶民の味になりました。そして2004年には、みかんを抜いて国内で最も消費される果物となりました。いまではコンビにの店頭に並ぶ商品のひとつとなり、再び高級化へと向かっています。輸入自由化から50年、庶民の味のバナナも個性を競う時代に入りつつあります。バナナを輸入販売する各社は、通常より1パック100円から200円高いいわゆる”プレミアムバナナ”の販売に力を入れています。

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住友商事「スミフル」
コラボ商品&CM

そんなプレミアムバナナの販売が好調なのが、住友商事系のスミフルです。上半期の輸入数量でシェア3割となり、はじめてトップとなりました。2015年に入り、完熟王ゴールドプレミアムを本格販売したところ、2014年比で350%の売れ行きを記録しました。

バナナの味を良くするために寒暖差が大きい800m以上の高地で栽培を行うなど、甘味を増す工夫をしています。緑色のバナナを黄色く熟成させる室(むろ)と呼ばれる場所でも、プレミアムバナナは通常のバナナより2日多く熟成させます。菓子やアイスクリームなどとコラボ商品を発売したり、積極的なテレビCMなどでシェア拡大に成功しました。

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伊藤忠商事「ドール」
潜在ニーズ掘り起こし

一方、長年業界トップを走ってきた伊藤忠商事系のドールが、プレミアムバナナに加えて新たに期待しているのが、ベイビースウィートと呼ばれる1本1本が小さくて食べやすいバナナです。母親が子供にバナナを食べさせる場面を想定し、潜在的なニーズの掘り起こしを狙っています。



posted by CYL at 12:28 | ワールドビジネスサテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする