2015年08月06日

ワールドビジネスサテライト|広がるバイタルデータの活用

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ワールドビジネスサテライト
広がるバイタルデータの活用



お化け屋敷|ビビリ度

日本の夏の風物詩のひとつとなっているお化け屋敷ですが、大阪に新しくできた「梅田お化け屋敷2015呪い指輪の家」の特徴は、ただ単に怖いだけではありません。この施設では、どのくらい怖がったかを「ビビリ度」として数値化して診断してくれるのです。

ビビリ度を計測するため、お客が手に持った小さな箱のようなもので測っていたのがバイタルデータです。脈拍数や歩きの速度を計測し、「怯え」「硬直」など4つの指標を算出し、その合計でビビリ度を算出しています。

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建設現場
大林組|熱中症予防

バイタルデータの活用はビルの建設現場でも進んでいます。夏の炎天下の屋上で作業する作業員には遮るものがないため、刺すように日差しが直接体に当たります。建設ラッシュにわく業界ですが、最大の懸念が熱中症です。2014年、建設業で6人が熱中症により命を落としています。

こうした中、大林組とNTTコミュニケーションズが熱中症予防の実証実験を開始しています。NTTと東レが共同開発した繊維センサーを下着に取り付け、心拍数などを記録します。同じく下着につけた送信機で携帯などにデータを送ります。作業員本人が確認がデータを確認できることはもちろん、その監督者もリアルタイムでデータを確認することができます。熱中症になるときに心拍数が急上昇することに注目し、心拍数をリアルタイムで確認することで熱中症を未然に防ぐことが狙いです。作業員の熱によるストレスが増すと即座に警告をしてくれる仕組みです。

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バス会社
神奈川中央交通|安全運行

平塚にあるバス会社「神奈川中央交通」でもバイタルデータを使って安全を守る実証実験がはじまっています。運転手が耳につけているのは、耳の脈波から眠気を感知するセンサーです。眠気を感じると警告音が鳴る仕組みです。

これまでは運転手が乗務につくと、その状態をリアルタイムにつかむことは難しいのが現実でしたが、リアルタイムにバイタルデータをつかむことで早期予防に努めることができるようになるといいます。神奈川中央交通は、本格導入を視野に実証実験を続けています。

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オフィスワーク
日立製作所|働き方の研究

日立製作所では、バイタルデータを使って会社の売り上げを上げる研究を行っています。社員が首から下げているセンサーは歩く、座るだけではなく、会話中のうなづきなどわずかな動きも検知するコミュニケーションの質と量を測るセンサーです。

センサーから得られたバイタルデータを分析したところ、よりコミュニケーションが多いチームが高い売り上げを上げていたことがわかりました。日立製作所では、速く、たんさん仕事を行うだけではない、人間の能力うまく引き出すような働き方をバイタルデータを活用して見つけることを目指しています。


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posted by CYL at 08:56 | ワールドビジネスサテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする