2015年08月01日

ワールドビジネスサテライト|人の心をつかむロボットとは

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ワールドビジネスサテライト|
人の心をつかむロボットとは




ソフトバンク|人型ロボット「ペッパー」

法人向けレンタル開始
ソフトバンクは、2015年6月から一般販売をはじめた人型ロボット「ペッパー」を法人向けに月額55,000円でレンタルする事業を開始します。

企業での受付やフロア案内、接客などの業務での利用が想定されています。ソフトバンクは、これを接客革命と呼び、残業大歓迎、24時間働く、月給55,000円のロボットだといいます。

新機能搭載「ディーブラーニング」とは
さらに新型ペッパーには「ディープラーニング」という新たな機能が搭載されています。「ディープラーニング」とは、人がプログラムをしなくても、ペッパー自身が自分で学習していくという機能です。

「いままではプログラミングしなければならなかったが、ペッパーは自分で見て、聞いて、触れて、学習する」と孫社長は語ります。さらに「いまから30年後にはロボットの数が地球上の人口を超えると思っている」とも語りました。

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サービスロボット産業拡大予測
経済産業省の予測では、ロボット産業の市場は急速に拡大することが見込まれています。(2015年1.6兆円、2020年2.9兆円、2035年9.7兆円)とくにロボット産業の中でも成長が期待される応用分野は、ペッパーが活躍するようなサービス産業です。(参考:ロボット産業市場動向調査結果・経済産業省ホームページ)



課題|人の心をどうつかむ?

ホームレス型ロボット
拡大が見込まれるロボット産業ですが、課題となっているのが人の心をどう掴むのかということです。

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大阪市北区にある展示スペースに姿を現したのは、ホームレスの姿をしたロボットです。このロボットは、人と目を合わせたり、人の表情に合わせて相槌を打つなどします。

ホームレス型ロボットを製作したのは、オーストリアの芸術家のグループです。いま、世界各地でこのホームレス型ロボットを出現させ、ロボットを見た人の反応を映像で記録しています。

その結果、ロボットの見た目が人間に似すぎると多くの人が恐怖感を抱くことがわかったといいます。そこで、あえて配線や骨組みを見えるようにすることで、ロボットらしさを残しているといいます。

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あえて個性を削ぎ落とした
対話型ロボット「テレノイド」

あまりに人間に外形が人間に近づきすぎるとかえって不気味に思ってしまう「不気味の谷」という人間の心理を解き明かしてくれる対話型ロボットが「テレノイド」です。ロボットは上半身のみで、口や首、手が自然に動きます。(その見た目は赤ちゃんのようです。)マイクやスピーカーを内蔵していて、インターネット回線を利用して、オペレーターと会話する仕組みです。

テレノイド計画の神山社長は、ロボットの外形について「人間の必要な要素だけ残して、ほかを削ぎ落としたことで、話したい相手を想像して話すことができる」と語ります。

テレノイドを開発したのは、アンドロイド研究の第一人者である大阪大学の石黒浩特別教授らの研究チームです。アンドロイドが人間に近づけることを目的にしているのに対し、このテレノイドはあえて個性を削ぎ落としました。その理由は、あえて個性をそぎ落とすことで、自分好みの相手を想像するといいます。

テレノイド計画は、このロボットを高齢者施設などに貸し出し、オペレーターと対話するサービスを2016年から始める予定です。「認知症の方で普通の人と話さない人でもテレノイドとなら話をしたり、怒りっぽい人の情緒が安定したりということがある」とテレノイド計画の神山社長は語ります。

サービスロボットの普及にむけて、人の心をつかむさまざまな取り組みが進んでいるようです。


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今回ソフトバンクの人型ロボット「ペッパー」に新たに搭載されて機能「ディープラーニング」は人口知能の一種です。ディープラーニングは、自ら考える人口知能と呼ばれていますが、一体どんなことができるのでしょうか。


posted by CYL at 07:28 | ワールドビジネスサテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする