2015年07月30日

ワールドビジネスサテライト|ランチ難民を救え

ワールドビジネスサテライト|ランチ難民を救え.jpg


ワールドビジネスサテライト|
ランチ難民を救え


都の規制強化
弁当の路上販売

オフィス街で働く人々の強い味方である路上販売のワンコインランチサービスにいま逆風が吹き始めています。東京都では2015年10月から規制を強化し、食品衛生責任者の配置や弁当の温度管理の徹底を義務付ける予定です。

東京都福祉保健局の中村重信さんによりますと、規制強化の目的について「食品の安全性を担保する目的があり、事故が起きてから対策をするのでは、後追い行政になる」と語ります。

ワールドビジネスサテライト|規制強化路上での弁当販売.jpg



負担増の業者は撤退検討
都の規制強化は、衛生管理が目的ですが、負担増を理由に撤退を検討する業者も出てきています。弁当業者の実情はどうなっているのでしょうか。東京日本橋の路上でワンコイン弁当を販売する「富久美」では、夜中の1時から仕込みがはじまります。お弁当はすべて手作りでその仕込みの量は半端ではないといいます。1日に約1000個の弁当をつくりますが、ワインコイン弁当1つ売って、利益は100円程度だといいます。

都の規制に合わせるためには、現在使われている容器から、特注の保冷容器に変更する必要がありますが、その見積額は200万円以上で、経営的には楽ではないといいます。富久美の山口代表は、「厳しいがやるしかない。頑張ります。」と語ります。


都の規制強化をビジネスチャンスに


シャショクル
弁当のデリバリー型社食サービス

一方で、今回の規制をビジネスチャンスととらえている企業もあります。法人向けの弁当やケータリングサービス「ごちクル」を展開するスターフェスティバルが、新サービス「シャショクル」を発表しました。

そのサービスの内容は、弁当のデリバリー型の社員食堂です。ワンコインから食べられる4000種類以上の弁当を毎日届けます。シャショクルの大きな特徴は、単に安くて美味しいというだけでなく、お店に足を運ばなければ食べられない料理を、弁当で提供することにあります。

伊藤園で試験販売
シャショクルの弁当を試験販売するのは、おーいお茶で有名な伊藤園です。周りに飲食店やコンビニが少なく、社員食堂がないため、ランチをどうとるのかが社員の悩みの種でした。

試験販売の結果は、社員に好評で15分ほどで売り切れるお弁当もありました。忙しい中でランチを社内で調達できる利便性にメリットを感じた社員や、他では見たことがない特徴的なお弁当に惹かれて購入した社員もいました。

今後、シャショクルは、社員食堂を持たない企業を中心に、まずは1000社での弁当販売を目指します。

ワールドビジネスサテライト|シャショクル.jpg


ファミリーマート
自販機型無人コンビニ

ランチ難民を救おうとコンビニ業界でも新たな取り組みがはじまっています。自販機型の無人コンビニです。小さなスペースでも設置が可能で、24時間、365日、新鮮な商品を買うことができます。利用客は、近くにコンビニもあるが、品揃えがコンビニと変わらないため、よく利用するといいます。

ファミリーマートは、自販機型コンビニをさらに進化させて次世代自動販売機を開発しました。自販機用に専用の弁当容器を開発し、温度管理機能を向上させることで、これまで扱うことができなかった弁当やパスタの販売を開始しました。

ファミリーマートは、自販機型無人コンビニを現在の1500台から2017年までに3000台に拡大する計画です。高層階にオフィスを構える企業からのニーズや福利厚生の一環として自販機型コンビニを置きたいというニーズが、以前からあることがわかっていたと担当者は語ります。


ワールドビジネスサテライト|ファミリーマート自販機型無人コンビニ.jpg


関連記事
ガイアの夜明け × ランチビジネス
「ベントー・ドット・ジェーピー」

ガイアの夜明け × ランチビジネス
「オフィスおかん」





スポンサードリンク



posted by CYL at 10:38 | ワールドビジネスサテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。