2015年07月23日

スーパープレゼンテーション|ニューインターフィエス&3Dプリンター

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スーパープレゼンテーション|
ニューインターフィエス&3Dプリンター



少し前まではSF映画の中の話でした。たとえば、トム・クルーズ主演の「マイノリティー・リポート」で登場したキーボードやマウスではなく、手を使ったコンピューターの操作方法、ターミネーター2で主人公を襲う未来ロボットなど、SF映画のワンシーンが現実になるかもしれません。

アメリカのプレゼンイベント・TED
最先端のアイデアの世界へ


イ・ジンハ
MITメディアラボ研究員

1986年、韓国生まれのイ・ジンハさんは、高校卒業後、東京大学工学部に留学し電子工学を学びました。そして、2009年にMIT(マサチューセッツ工科大学)のメディアラボ副所長の石井裕さんが率いる研究チームの一員となります。研究チームのテーマは、”触ることのできるメディア”です。コンピューターと利用者の人を繋ぐインターフェイスの開発に取り組んできました。現在は、MITに籍を置きながら、サムスン電子で主任エンジニアとして活躍しています。自ら開発に携わった”触ることのできるメディア”を紹介します。

プレゼン
コンピューターの中に手を入れてピクセルをつかもう

本棚の本を取るみたいな感覚でウィンドーやファイルを選択、ページをめくり、ハイライトの印をつけることができます。バーチャル模型を手で操れたり、人がデジタルの世界へ入ることができるのです。

それとは反対に、デジタルデータが飛び出てきたらどうでしょう。実現すれば、ネットショッピングでの買い物の失敗がなくなるかもしれません。ゴーグルや透過型モニター越しに見ると商品を身につけているように見えるのです。

さらにデジタルデータを実際に触って感じることはできないのでしょうか。MITメディアラボで物理的なピクセルをつくりました。通常はコンピュータの画面を構成する一つの点であるピクセルと触ることができるものにしたのです。この技術が可能にするのは、踊りの振り付けを遠隔的に教えることも可能です。また天体の動きを学ぶことにも役立ちます。実際に触って感じることができるので、強烈な体験となります。

データを実体化して扱うことで、日常の活動がどう変わるのか想像するとワクワクします。データがただの情報ではなく、現実世界の一部となり、人間と接触する、そんな日が来るでしょう。

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Joi’s View
30年前、MITメディアラボ初代所長のニコラス・ネグロポンテがTEDのステージでタッチスクリーンをはじめて披露しました。画面を指で触って情報を操るといういまではおなじみの技術ですが、当時は、そんな技術は誰も使わないと批判を受けました。その20年後、iPhoneでタッチスクリーン(パネル)が実用化され、その10年後、私たちはふつうに画面を指で操作しています。ジンハさんのプレゼンで登場するインターフェイスもいまは使わないだろうと多くの人が考えていると思いますが、10年後20年後には、私たちの日常生活に入っているのではないかと思います。

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ノースカロライナ大学教授
ジョセフ・デシモーン

コンピュータで作成した設計図を元に様々なものを作り出すことのできる3Dプリンター。日々進化するこの分野に独自のアイデアを持ち込んだ人物がいます。ノースカロライナ大学教授のジョセフ・デシモーンさんです。化学者であるデシモーンさんは、アメリカで150以上の特許を取得した発明家としても知られています。また、特許を実用化するためにいくつもの会社を立ち上げた起業家としての顔も持ち合わせています。今回デシモーンさんは、映画ターミネーター2に登場する液体金属ロボットをヒントに、化学者の立場から新しい技術を提案します。

プレゼン
もし3Dプリンターが100倍速かったら

一般的な3Dプリントは実は2Dプリントの繰り返しです。インクジェットプリンターで印刷したものを重ねていき立体をつくっているようなものなのです。新しいアイデアというものはしばしば違う分野からヒントを得て生まれます。

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これら(上)の欠点を克服できたなら、3Dプリント製造が本格化すると考えています。高分子化学の基礎知識を応用し、光と酸素を使う、連続的な生産方式を編み出しました。酸素と光は違う働きをします。光は液体樹脂を固める役割をし、酸素はそれを阻害します。光と酸素は化学的には逆の性質を持っているわけです。そこで光と酸素を制御して樹脂の硬化を自在に操ります。それがCLIP(Continuous Liquid Interface Production)方式です。

簡単に言うと3Dプリンターで用いられる光硬化性樹脂は酸素が混ざると固まりづらいという弱点がありましたが、樹脂に含まれる酸素の濃度を細かく調整することで、液体を継ぎ目なく固めることに成功したのです。

スピード&仕上がり
酸素量、光の加減、素材の硬化挙動、形状、これらを高度なソフトウェアでコントロールします。プリント速度は、従来の3Dプリンターの25-100倍、将来的には1000倍のプリント速度を実現できると思っています。スピードだけではなく仕上がりもより美しくなります。表面に積層の跡のない滑らかな質感の仕上がりとなります。

強度
従来の層を重ねていく方式ですと、プリントする向きによって完成品の強度が変わってしまいますが、CLIP方式ではそのようなことはありません。

材料
さらに様々な高分子材料を使うことができます。自分が求める特性をもつ物体を作ることができるのです。現在は最終的な製品は3Dプリンターでつくることができませんが、CLIP方式ではそれが可能です。




posted by CYL at 11:16 | スーパープレゼンテーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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