2015年07月17日

スーパープレゼンテーション|児童発達心理学者_アリソン・ゴブニック「赤ちゃんは何を考えているの?」

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スーパープレゼンテーション
児童発達心理学者_アリソン・ゴブニック
赤ちゃんは何を考えているの?



30年前、心理学者さえ赤ちゃんには理性がないと思っていました。他人の気持ちや因果関係がわからないとされていましたが、この20年で見解が変わりました。

あかちゃんは人の気持ちがわかる?
ブロッコリーの実験

ブロッコリーとクラッカーを生後15ヶ月と18ヶ月の子に与えます。多くの子どもはブロッコリーよりクラッカーの方が大好きです。そこで大人がブロッコリーを食べて”おいしい”という演技をし、クラッカーは”まずい”という演技をしたあと、子どもはどちらを大人に与えるのかという実験をしました。

18ヶ月の子どもは、大人の好み通り、ブロッコリーを手渡しました。15ヶ月の子どもは、ブロッコリーの方がおいしいという意見に混乱し、結局自分が好むクラッカーを手渡しました。18ヶ月の子は、自分の好みではなく相手の好むものを渡したということです。つまり、15ヶ月と18ヶ月の3ヶ月の間に、自分とは考えが違う人がいるということを学んだのです。


子供時代の長さが
脳の大きさや賢さと関係がある

鳥類で比べてみましょう。賢いと言われるカラスは2年ものあいだお母さんから餌をもらいます。それに対して、ニワトリは数ヶ月で一人前になるのです。子供時代が長いとその分知識が豊富になるようです。

動物の中で人間は親に頼る期間が一番長い生き物です。子供のうちは守られていて、学習だけしていればいいのです。そして大人になったら社会に出て子どもの頃に学んだことを生かすようになっています。

いわば、子どもは人間の研究開発部門で、いろいろ吸収していいアイデアを出します。一方の大人は製造販売部門で、大人になったら実践するということです。

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大人の意識はスポットライト
子どもはちょうちん

大人の意識はスポットライトのようなもので、関心ごとがあれば、そのことに対する意識はピカッと光りそれ以外に対しては暗くなります。

一方、乳幼児の意識はちょうちんの明かりのようなもので、興味の対象を一つに絞るのは下手ですが、同時にいろいろな情報を得るのが得意です。学びを促す神経伝達物質が脳の中に大量にあり、まだ抑制が効かないため、乳幼児は関心をもたないことが苦手なのです。

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子どもの意識に近い感覚を味わう
新しい環境に身を置くこと

大人が子どもの意識に近い感覚を味わえるのは新しい環境に身を置いたときです。新しい恋や初めての場所への旅に出かけたときに意識がパッと開くのです。さらにコーヒーには同じような覚醒作用があります。つまり、コーヒーを飲みながらパリの街で新しい恋に落ちるのが子どもの意識に近い感覚を味わう良い方法です

大人でも頭が柔らかくて想像力豊かになりたいなら、時々は子どものような考え方をすべきかもしれません。


posted by CYL at 18:28 | スーパープレゼンテーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする