2015年06月26日

未来世紀ジパング|アジア驚異の成長国ミャンマー(3)|開拓する日本企業

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未来世紀ジパング
アジア驚異の成長国ミャンマー
開拓する日本企業



ミャンマーは、1962年から2011年まで軍事政権が統治していたため半世紀近く閉ざされてきました。2011年に民主化、経済解放政策が取られてからわずか4年ですが、一攫千金を狙う開拓者が続々と押し寄せています。

ミャンマー|開拓する日本企業.jpg



開拓する日本企業


初の外資系銀行|日本メガバンク
ミャンマー初の外資系銀行は日本の三井住友銀行となりました。主な業務は急増する日系企業への融資です。

自動車販売|新車市場
ヤンゴン市内にある最高級ホテル「セドナホテル」に、着飾ったミャンマーのセレブたちが集まっていました。大広間に集まった200人の前に登場したのが、トヨタの車の写真を掲げた女性たちでした。セレブを集めて行われていたのはトヨタの新車宣伝イベントだったのです。ある車の値段は日本の3倍の値をつけて販売されていました。イベントの仕掛け人が三井物産の町田さんでした。三井物産は50年以上ミャンマーでのビジネスをしてきた実績があり、財界と強いパイプを持っています。

ミャンマーを走る車の9割以上は中古車です。イースタンラーライナーという自動車専用船が運行されていて日本から中古車が続々とやってきています。現在、日本の中古車輸入国(2014年)の1位はミャンマーとなっています。そんな中古車天国のミャンマーで、2014年に新車の輸入が解禁されたのです。韓国の自動車販売会社はこんな宣伝文句がありました。「日本の中古車をやめて韓国の新車にしよう」一方で、トヨタを販売する三井物産は、3月に修理工場を新設し、日本式のアフターサービスでお客の心を掴もうとしていました。


日本食|冷凍食品
ミャンマーセレブの豪邸のお邪魔すると一等地に立つ豪邸、30mのプール、数千万円の自家用車9台に、それぞれの車に運転手がついています。お宅に入ると大理石に巨大なリビングとダイニングがありました。リビングに置かれていたのは北海道の小樽で買った土産でした。大の日本ファンという夫妻は、とくに日本食が好きだといいます。

新たな物流網
6月に開かれたミャンマー最大の食品見本市に日本の総合商社「双日」の姿がありました。紹介していたのはミャンマーにまったく馴染みのない「ちくわ」でした。双日は、ミャンマー初の冷凍物流網を開拓し、日本の冷凍食品を広めようとしています。

物流網の鍵を握るのは双日が現在建設中の国内最大級の冷凍倉庫です。商品ごとに部屋をわけて温度管理を徹底する仕組みとなっています。さらに停電が多いミャンマー対策として、最新の自家発電機を備えています。

そして冷凍食品の運搬に欠かせないトラックです。その特徴はメインのエンジンと冷凍ユニットのエンジンが独立していることです。これまでミャンマーにはなかった新型トラックが現在10台走っています。

パパママストア|個人商店
ミャンマーの小売業の95%を占めるのが、家族で経営する「パパママストア」と呼ばれる個人商店です。双日では最新のトラックを使ってパパママストアーへ商品を運搬しています。パパママストアへ運ばれたアイスクリームが以前まではガラガラだった冷凍庫へ運ばれ、日本式にアイスの種類ごとに綺麗に陳列されていきます。以前までは運搬の途中で一度溶けてしまっていたので形が歪なアイスクリームとなっていましたが、双日の物流網を使うことで運送の途中で溶けていないアイスクリームがは子供達の口に運ばれました。


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posted by CYL at 11:48 | 未来世紀ジパング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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