2015年06月26日

未来世紀ジパング|アジア驚異の成長国ミャンマー(2)|ミャンマーのいま

未来世紀ジパング|ミャンマーのいま.jpg


未来世紀ジパング
アジア驚異の成長国ミャンマー
ミャンマーのいま


ミャンマーは、1962年から2011年まで軍事政権が統治していたため半世紀近く閉ざされてきました。2011年に民主化、経済解放政策が取られてからわずか4年ですが、一攫千金を狙う開拓者が続々と押し寄せています。

ミャンマー|アジア最後の秘境.jpg


ミャンマーのいま

2011年、軍政から民政に移管され、経済も解放政策に変更されています。いままで閉ざされてきた国が世界に開かれて間もないのがミャンマーです。それゆえにアジア最後の秘境と呼ばれているのです。現在のミャンマーをつくった立役者となったのが、現在のテイン・セイン大統領です。改革に取り組んで2015年の経済成長率は8.3% になると推測されています。

国別乗降客数2位
日本でも、成田ーヤンゴン間の直航便が就航されました。ミャンマーの国別乗降客数では、ミャンマーの隣国のタイが1位で、次いで日本が2番目に多くなっています。3位は中国となっています。

サービス業先行
中国やタイといった新興国のビジネスモデルは、日本企業の工場が増え駐在員が増えることで、あとからサービス業が追いついてくるという形でしてが、ミャンマーの場合は逆で、ミャンマー日本人商工会に所属する239社のうち製造業はわずか10社となっています。

高騰する家賃
ヤンゴンでは、年々増加する日本人向けのフリーペーパーがあり、色々なお店の宣伝が並んでいます。中でも注目は物件情報です。なんと3LDKの家賃が30万円から40万円となっており、ニューヨークのマンハッタン並みの水準に高騰しています。

証券取引所オープン
ミャンマーの市場開放は進んでいて2015年秋にはヤンゴン証券取引所がオープンする予定です。日本取引所グループJPXと大和総研が出資してシステムやノウハウを現地に提供して運営されることになっています。

工業団地稼働
サービス業の遅れをとっていた製造業も、ヤンゴン郊外にティラワ工業団地ができ、2015年6月から一部稼働がはじまるので企業の進出が加速するといわれています。

修正された人口
神秘のベールに包まれていたミャンマーですが、その姿は徐々に明らかになってきました。その象徴が人口です。以前は人口6400万人といわれていましたが、2014年に34年ぶりの国勢調査が行われた結果、5100万人に修正されました。

知られざる遺跡群
紀元前2-9世紀ごろの王朝が建立した古代都市ピュー遺跡群が、2014年ミャンマーで初めて世界遺産登録されましたが、まだ発表されていない遺跡があるのではないかといわれています。

秋の総選挙
2015年秋に予定されている2011年の民政移管後の初の総選挙で、事実上軍事政権の流れを汲む現政権とアウン=サン=スーチーさん率いるの国民民主連盟(NLD)との一騎打ちとなることが予想されています。

総選挙ではスーチーさん率いる国民民主連盟が圧勝すると言われていますが、スーチーさんは現状では次の大統領にはなれないのです。ミャンマーの憲法に大統領の条件が明記されています。「本人、両親、子供、配偶者のいずれかが(中略)外国国民であってはならない」と定めています。

スーチーさんの二人の息子はイギリス国籍となっていますので、憲法の規定に引っかかってしまうため、大統領にはなれないのです。現状の憲法では25%の議席は軍人に与えられていますので、事実上70%で憲法を改正することは難しい状況です。

ロヒンギャ問題
ロヒンギャは、ミャンマーを中心に暮らす約80万人のイスラム教徒で、”異教徒の厄介者”という言葉が出ており、ミャンマー国民にとっては同じ国民とは考えられない人々です。

ミャンマーの抱える火種のひとつとなっているロヒンギャ問題は、総選挙を控えているいま、世界からの批判よりも国内の批判によって票を失うことが怖いために、政府はロヒンギャ問題には一切手をつけないとしています。一方のスーチーさんもロヒンギャ問題には沈黙を守っている状況です。


ミャンマーのいま|まとめ.jpg


関連記事|アジア驚異の成長国ミャンマー

posted by CYL at 11:37 | 未来世紀ジパング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする