2015年06月16日

モーニングサテライト|リーダーの栞 ライフネット生命保険会長 出口治明さん

リーダーの栞|ライフネット生命 出口会長 人口の世界史.jpg



モーニングサテライト|リーダーの栞


ライフネット生命保険
会長 出口治明さん



オススメの本
「人口の世界史」
マッシモ・リヴィーバッチ
東洋経済新報社



週に3冊から4冊の本を読むという出口さんは本が大好きだと語ります。会社にはビジネス書のほかに漫画などさまざまな本が置かれ、強制ではなく社員各自が興味をもって読んでほしいと思っています。

出口さんが紹介してくれた「人口の世界史」はイタリア出身の人口学者マッシモ・リヴィーバッチが書いた旧石器時代からの人口変動の歴史を読み解いた一冊です。地球に最適な人口規模はあるのかなど様々なトピックを盛り込んで人口変動のメカニズムを解説しています。

日本の課題である少子高齢化と本の内容が二重写しになってすごく面白いと出口さんは推薦の理由を教えてくれました。


平均寿命より健康寿命

本の著者は、20世紀には毎年4ヶ月の割合で平均寿命を延ばしてきたが、21世紀には不可能で、寿命の質を改善することが必要だと述べています。

そうした見方は出口さんがとってきた経営方針と一致するといいます。ライフネットは定年制がない会社で60歳を超えても正社員として入社できるのです。高齢化社会では、働きたい人が働ける会社にしないと社会がもたないのです。

そして高齢化社会で問題となるのが介護の問題ですが、その解決にも働くことが大きな役割を果たすと出口さんは考えています。働くことで、足で歩いて通勤し、人と会話を交わすので健康でいられれるのです。また、定年制をなくすことで、少子化による労働力不足を補うことにもなり、社会持続性を高めることにもつながるのです。

出口さんは「同じ課題であっても5年で考えるのと50年で考えるのでは解決方法も違うし、問題の捉え方も異なってくる。自分がいま使っている時間軸をきちっとチェックすることが必要だ」と語ります。少子高齢化に興味をもったり問題意識をもっているすべての人に読んでほしい一冊だといいます。



2015年6月16日放送
テレビ東京「モーニングサテライト」

posted by CYL at 12:24 | 話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする