2015年06月01日

「経済フロントライン」未来人のコトバ FC今治オーナー 岡田武史さん(58)


「経済フロントライン」未来人のコトバ

FC今治 オーナー
(元サッカー日本代表監督)
岡田武史さん(58)

「新しい山に挑み続ける」


今年2月に開かれた社会人チームFC今治の新体制発表で岡田監督が目標に掲げたのは10年後のJ1優勝でした。そしてスポーツの力で地方創生をするのが夢だと語りました。

サッカーには人を集める力があると信じ、全国から人を集め地域に貢献できるチーム造りを目指しています。

なぜ今治か?

岡田監督は今治にある上場会社の役員を務め十数年にわたり今治の街を見てきたといいます。商店街にシャッターがおりる店が多くなり、地元の人たちの間には、仕方がないと半ばあきらめに似た雰囲気があったといいます。

サッカーで人を呼び込む

岡田監督が考えていることは魅力的なサッカーで人を今治に呼び込むことです。FC今治のサッカーが魅力あるものであれば、自分もそこでサッカーがしたいという若者が集い、そして指導者が勉強にやってきます。それは日本国内だけにとどまらずアジア各国からもやってくると岡田監督は考えています。

コスモポリタンで活気づく今治の街のようすが岡田監督の頭に浮かんでいます。

オーナーという仕事

いままで経験したことのない仕事の連続です。運営を支援するスポンサーやファンを増やすために毎日奔走する日々を送って
います。

これまでも挑戦の連続

18年前、監督の経験がなかったにもかかわらず日本代表の監督に就任した岡田監督はそのときまだ41歳という若さでした。そのプレッシャーたるや凄まじいものがあり、テレビでさんざんに言われる父を見て子どもが泣いたり家庭はめちゃくちゃだったといいます。本当は逃げだしたかったが、状況がそれを許しませんでした。

あるとき、「自分のすべてをかけて命がけでやると、それでだめなら力が足りないから謝るしかない」と考えると完全に開き直って怖いモノがなくなったといいます。

日本代表監督を辞めた翌年にはJ2に降格したコンサドーレ札幌の監督を引き受け、見事J1に返り咲きました。2012年には中国のプロリーグの監督に就任し、異文化の中で自らの指導法を模索しました。

新しい山に挑戦する

岡田監督の性格が挑戦し続けることをさせているといいます。同じ事は面白くなくてできないと語る岡田監督は、面白くないとノってこないのだといいます。

結果的に難しい選択をしてきたようにみえますが、本人にその自覚はなく、いつもわくわくして新しい山に望んでいるといいます。

夢や目標は簡単に見つからない

夢や目標がない人はどうしたらいいですかとよく質問されるが、私利私欲のない大きな夢は簡単に見つかるものではないと考えています。だからこそ目の前にある小さなことを何か目標を立ててチャレンジしていくことが大切で、たとえば”1ヶ月でカラオケ5曲マスターする”など何でもいいからチャレンジすべきだと岡田監督はいいます。

リーダーに欠かせないもの

リーダーにとって一番大切なことは「聖人君子に人がついていくわけではなくて、私利私欲ではない志の高い山に必死に登る姿を見せること。」だと岡田監督は語ります。


posted by CYL at 13:38 | 経済フロントライン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする