2015年05月28日

「経済フロントライン」未来人のコトバ アソビシステム社長 中川悠介さん(33)


「経済フロントライン」
未来人のコトバ

アソビシステム社長 中川悠介さん(33)
「0から1をつくる」


中川さんはいまや世界中にファンが増えつつあるカワイイ文化の代名詞となっているきゃりーぱみゅぱみゅを売り出した人として有名です。中川さんは主催するイベントには必ず顔を出します。若い女の子のなかで一際大きな体はまるで熊のぬいぐるみのような雰囲気があります。

現在の中川さんの原点は、学生時代にありました。それは当時遊び場だった原宿で仲間達と開いた小さなイベントでした。当時の中川さんはバンドを組んでいて、ベースやDJなどを担当していましたがそのとき裏方の方が楽しいと感じたといいます。

ファッションショーでは、デザイナーにヘアーメイク、ダンサーなどさまざまな人がいるなかで、照明演出を手伝ったりしているうちに、様々な人と人を組み合わせるのが楽しいと感じました。そして世の中にないものを生み出すことを常に目指してきたといいます。

ポイントは意外な組み合わせ

中川さんんが0から1を生み出す方法としてあげるのは「意外な組み合わせ」だといいます。きゃりーぱみゅぱみゅの場合、もともと女子高生の読者モデルのひとりでしたが、彼女のブログやSNSにセンスを感じた中川さんは、歌手の経験がまったくない彼女に音楽プロデューサーの中田ヤスタカさんにプロデュースを依頼したのです。そんな意外な組み合わせから生まれたのが今までにない独特の世界感だったのです。

イベントの概念を覆す

イベントといえば会場に足を運ばないと楽しむことができないものです。そんなイベントも中川さんの手にかかると参加しなくても楽しめるイベントになってしまいます。

原宿の街中を歩く少女達の多くが持っているトートバッグにはイベントの名前がプリントされています。アソビシステムが無料で配布しているものです。原宿の113の店舗が参加して買い物をするとバッジがもらえ、バッジを3つ集めると抽選会に参加できてカワイイグッズをもらえるというものです。イベントと買い物を組み合わせることで会場の外でもイベント気分を味わうことができるのです。

中川さんの原動力

今後カワイイ文化を発信するテーマパークを計画しているという中川さんは、「自分が考えていることが人からいいと言ってもらえたら嬉しい。それが自分のエネルギーだと思う。」と語ります。
さらに「自分たちにはレールがなくて会社としてのルールもない。昔こうだったからこうだねというデータ分析もない。今いいと思ったことをやればいい」と。


posted by CYL at 16:11 | ワールドビジネスサテライト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする