2015年05月05日

NHK「経済フロントライン」未来人のコトバ ウブロ(HUBLOT)会長

NHK「経済フロントライン」未来人のコトバ

高級時計ウブロ(HUBLOT)の会長
ジャン・クロード・ビバーさん(65)

”Emotion"


ビバーさんはスイスの高級時計ウブロ(HUBLOT)の会長をつとめています。ウブロはユニークなコンセプトと奇抜なデザインで多くの人を魅了しています。値段は日本円でおよそ数百万円。トップモデルや有名スポーツ選手が身につけ、ヤンキースの田中将大投手も大ファンだといいます。そんなウブロは4年で売り上げを10倍にし大躍進する時計メーカーです。

目指すは感情を揺さぶるものづくり
ビバーさんは日本のものづくりについてこう語ります。「日本の人たちは技術ばかりに頼っています。高度な技術には感情がありません。高度な技術には魂がありません。そして愛がありません。しかし消費者は愛が欲しいのです。感情を揺さぶって欲しいのですのです。」

ビバーさんはオメガ、ブランパン、オーデマ・ピゲなどスイスの高級時計メーカーを渡り歩き2004年にウブロのCEOに就任しました。

ウブロの代表的な商品「オールブラック」にビバーさんの思いが隠されていました。オールブラックは文字通り文字盤から時計の針からすべて黒くすることであえて時間を確認しにくいデザインとなっています。商品にウブロさんが込めたメッセージは「時間を確認することは大事ではない」でした。大事なのは感情を揺さぶること。なぜなら時間を確認することが容易い環境だからです。時計は時間を確認するために買うのではなく感情を揺さぶるために買うのです。お手本はフェラーリで、ビバーさんはフェラーリは車ではなく感情を揺さぶるモノで、夢を与えるといいます。

日本に感情が加われば世界一
日本についてビバーさんはこう語ります。「日本人は感情豊かだと思います。私は会社が終わったあとの街で感情が溢れる日本を目の当たりしました。しかし、オフィスでは皆が無口になりますがそれではいけません。会社にはみんなの感情を揺さぶる力が必要だと。個性も想像力も夢も必要だと。社内では秩序を乱す存在になりなさい。それは失敗にはなりません。正しいことです。日本人が溢れる感情をオフィスに持ち込んで会社の中に広げることができれば日本人は世界一になるでしょう。なぜなら技術においてはすでに世界一だからです。あと必要なのは感情だけです。」

ビバーさんから日本のビジネスマンへメッセージ

Only dead fish swims with the current of the river.(川の流れと同じように泳ぐのは死んだ魚だけだ。)




posted by CYL at 18:00 | 経済フロントライン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする