2015年04月08日

NHKスペシャル×新アレルギー治療 アレルギー研究

アレルギー研究
ミュンヘン大学 教授
エリカ・フォン・ムティウス博士


<遺伝子との関係>
アレルギーのひとがほとんどいないと言われているある集団の調査しました。アメリカ・オハイオ州に住むアーミッシュと呼ばれる人たちです。広さ35km四方に2万人が暮らしていて、200年以上前に先祖がヨーロッパから移住し宗教的な理由でその当時の暮らしをいまも続けている人々です。電気ではなくガス灯で明かりをとり、基本的に自給自足の生活で牧畜が盛んです。幼い頃から家畜の面倒を見る習慣がありアレルギーのひとがいないといいます。アーミッシュの人々と都会で暮らす人を比べてみると花粉症は20分の1、アトピー性皮膚炎は10分の1とアーミッシュの人たちにアレルギーが極端に少ないことがわかっています。

ムティウス博士は「アーミッシュはとても人口の少ない集団で親族同士が結婚することがよくあります。そのことがアレルギーに強い遺伝子を生んだと考え調べることにしたのです。」2012年に10歳前後の子供に聞き取り調査と血液検査・分析をしました。しかし結果的には特別な遺伝子は見つかりませんでした。

<家畜(暮らし)との関係>
そこで次に”家畜と触れ合う暮らしぶり”が影響を与えているのではないかと考えました。それは別の研究で子供の頃に家畜と触れ合うとアレルギーになりにくいというデータがでていたからです。

ムティウス博士は免疫細胞の様々な種類を見分けることができる最新の血液分析技術でドイツの農家の子供たちの血液を調べました。その結果、家畜を飼っている農家の子供はある細胞が35%多かったことがわかったのです。ある細胞とはTレグでした。ムティウス博士は家畜と触れ合うとアレルギーが少ないのはTレグが増えるからだと結論づけました。


つづきを読む
Tレグの存在発見は20年前
ガードナー国際賞 大阪大学 坂口志文教授

アレルギーになっていない子供の予防
昔の予防法は時代遅れ
食べ物との関係
湿疹や肌荒れとの関係

アレルギーの完治をめざす最新の治療
舌下免疫療法
舌下免疫療法進化版



スポンサードリンク



posted by CYL at 18:09 | 科学・技術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。