2015年04月04日

イラン核協議 枠組みで合意 合意内容文書で認識の違いが浮き彫りに

イラン核協議 枠組みで合意
合意内容文書で認識の違いが浮き彫りに


国連安全保障理事会の常任理事国5カ国にドイツを加えた6カ国とイランが、8日間にわたる協議の末に、核開発問題の解決に向けた枠組みに合意したことが2日に発表されました。

<合意内容>
遠心分離機の数を3分の1以下にし
ウラン濃縮活動の規模を大幅に制限
その措置を10年間つづける

最終合意後IAEAが核開発の制限が
確認された場合、欧米側が制裁を停止

ただ、共同声明とは別にアメリカとイランが各々でまとめた合意内容について公表した文書から認識の違いが浮き彫りになっています。

<認識の違い>
制裁の解除について
イラン:最終合意の内容を守れば制裁が「解除」される
米:制裁を「停止」(最終合意後直ちに解除するのではなく段階的に停止していく考えで、解除になるのはIAEA(国際原子力機関)が合意を守っていることの確認を行ったあとになります。)

遠心分離機の研究開発について
イラン:研究開発をつづける
米:限定的に行われる

それぞれの国が作成した合意内容に関する文書から両者の立場にまだ隔たりがあることが伺えます。最終合意にむけたこれからの交渉にも越えるべきハードルは多くありそうですが、枠組み合意の会見でイランのロウハニ大統領の「大国に勝つか負けるかという議論が国内にあるが”協力”という第3の道もある」という趣旨のイラン国民に向けての発言が印象的でした。








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posted by CYL at 15:47 | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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