2015年03月17日

三原じゅん子議員発言「八紘一宇(はっこういちう)」についてやさしく解説

三原じゅん子議員発言
「八紘一宇(はっこういちう)」についてやさしく解説




16日の参院予算委員会で自民党の三原じゅん子議員の発言の中で使われた「八紘一宇」が話題になっています。

八紘一宇は戦前日本の侵略を正当化するための標語として使われていたという報道がありますが、それは実実です。

しかし、、、、言葉というものは使い方によって危険を孕むことを示しています。八紘一宇から学ぶ教訓は多いのではないでしょうか。

<八紘一宇のもともとの意味は?>
八紘一宇の八紘は「8つの方位」「天地を結ぶ8本の綱」を意味することから世界と解釈し、一宇は「一つ」の「家の屋根」を意味しています。

つまり八紘一宇ということばは”世界はひとつの家”という意味になります。現代の”地球船宇宙号”に似たことばのように感じます。

お分かりのとおり八紘一宇ということば自体には悪い意味はないのですが、戦前の軍部がスローガンとして使用していたという事実があるので今回これほど注目を集めているのです。

軍部が利用したのは”世界はひとつ”、つまり武力による支配のスローガンに用いたのです。

しかし、もともと八紘一宇ということばは、『日本書紀』にある「掩八紘而爲宇」の文言を田中智學というひとが縮約したことばです。彼は当時から戦争を批判していたことからもわかるように決して戦争を正当化することばではなかったのです。

三原じゅん子議員のホームページには八紘一宇発言についてコメントがありますが”ひとつの家族のように仲良く暮らしていける国にしていこうではないか”という意味で使用されています。

<耳障りの良いことばには注意!!>
八紘一宇は世界はひとつの家という意。とても聞こえがいいことばですが、八紘一宇ということばが戦争のスローガンとなっていたという事実。為政者が発する”耳障りのよいことば”ほどよくその真意を確かめる必要が国民にはあるように感じます。たとえば、”積極的平和主義”などです。


posted by CYL at 10:22 | Comment(0) | 話題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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