2020年05月04日

欲望の資本主義2020スピンオフ_ジャック・アタリ(1)

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欲望の資本主義2020スピンオフ_ジャック・アタリ 大いに語る(1)


日本は課題先進国
かつてフランスの大統領の特別顧問を務めた経済学者ジャック・アタリ氏に2019年秋に行ったインタビューの内容の中から抜粋して内容をまとめました。アタリ氏は、40年間にわたり日本の変化を見てきたといいます。それは、専業主婦や労働者は除いた表層的な部分でしかないと補足しながらも、日本の40年間の変化を決して良い種類のものではないと語ります。

40年前の日本は、アメリカに変わる超大国として見られるほどの存在感を示していました。テクノロジーの分野でも先端を走っていましたが、テクノロジー分野においてもいまはその存在感も薄らいでいます。一方で、近年の女性の社会進出の増加傾向や外国人労働者及び訪日外国人観光客の増加は、日本が開かれた国になりつつあることを示しており、将来へのよい兆候であると語ります。

今後の世界への貢献、つまりは将来の世代を守ることができるかということに対して、OECDが各国の様々な指標を元に世界の国々を評価しています。そのトップクラスにランクインしているのは、北欧の国々であり、アタリ氏の母国フランスは20位ほどで、直近5年ほどにわたり、日本は下位クラスに分類がなされています。

その理由は、日本が抱える課題の多さに起因します。日本は世界から課題先進国として見られています。少子高齢化や国家の負債、低金利などです。いずれの課題も将来的に国家に破滅をもたらすリスクを孕んでいます。これらの課題に真摯に向き合い対策を打つことが必要となります。

(2)に続く


posted by CYL at 11:17 | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする