2017年07月23日

がっちりマンデー|あの店は今!?

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がっちりマンデー|あの店は今!?



今回は、一大ブームを巻き起こしたあのお店の今を徹底取材。10年前に生キャラメルで一世を風靡した花畑牧場や、ピザのシェーキーズ、ハンバーガーのウェンディーズ、今はあまり見かけなくなったり、話題にならなかったり、一体今どうしているのかに迫ります。懐かしさと新たな発見の30分です。意外にも新たな戦略でがっちりのようです。

花畑牧場

10年前に生キャラメルの一大ブームを巻き起こした花畑牧場。今はその名をめっきり聞かなくなりましたが、実際には当時に比べて事業規模は格段に大きくなっています。

商品の多角化
かつては生キャラメルの1種類のみでしたが、今ではチーズやお菓子、豚肉の加工品などスウィーツ以外の商品を取り扱っています。

手作りで小回り
機械を使った生産ではなく、手作りにこだわっています。それには品質へのこだわりだけではなく、様々商品を作り出すために必要なことであるからです。一口サイズのモッツアレラチーズ、切れているモッツアレラチーズ、一口サイズのカマンベールチーズなど、機械ではできない、小回りがきいた商品づくりを可能にするのが、手作りです。

業務用の商品
実は今、花畑牧場では全国のローソンで販売されているタルトを全て生産しています。また、飲食チェーンから包丁不要の切れているチーズなど細かなニーズに応えた商品を製造販売しています。


シェーキーズ

マクドナルドやケンタッキーなど外食産業の出店ラッシュと共に1970年代に日本に上陸したシェーキーズは、ピザレストトランの先駆けとして登場しました。その最大の売りは、ランチでのピザ食べ放題でした。当時はまだピザ自体が珍しかった時代です。

シェーキーズの名をあまり聞かなくなりましたが、それもそのはず、最大90店舗あった店舗数は、90年代のイタリアンブームや宅配ピザの登場で、2000年には店舗数が17店舗まで激減しました。

家族も取り込む戦略
学生だけではなく家族を取り込む戦略に方向転換をしたシェーキーズは、これまで昼限定であった食べ放題を全ての時間帯に拡大しました。さらに拡大したのは時間だけではなく、食べ放題に対象をサラダバー、ドリンクバー、カレーライス、ソフトクリームまで拡大しました。

グループ会社のネットワーク活用
2006年にシェーキーズの運営会社がロイヤルホストやてんやを展開するロイヤルグループに変わり、グループ会社のネットワークを活用し、様々な食材をリーズナブルな値段で提供できるようになりました。


ウェンディーズ

1980年に日本に登場した本場アメリカのハンバーガーを売りとするウェンディーズ。銀座に1号店をオープンし、2000年ごろには全国で100店舗を構えるまでになりました。しかし、その後、経営は振るわずは2009年に一度日本から撤退をしています。

日本撤退再上陸
その再び日本上陸は果たしたウェンディーズでしたが、駅前の好立地は全て他の飲食店に押さえられていること、またウェンディーズにはハンバーガー以外のサイドメニューが少なく、女性客が少ないという2つの弱点がありました。

ファーストキッチン買収
そこで考案されたのが駅前の好立地に店舗を構え、サイドメニューが豊富なファーストキッチンとのコラボです。強豪でありながら試験的に共同店舗として運営を行ったところ、前年比60%増の売り上げを達成しました。その後、ウェンディーズはファーストキッチンを買収し、現在は14店舗を展開しています。


筆者感想
ブームを巻き起こした後の経営が容易ではないことがわかりました。花畑牧場の経営を見ると商品の多角化、また一般消費者向け(BtoC)だけではなく業務用(BtoB)の商品を扱うことで経営の安定を計っています。これは経営者であれば誰もがわかっている理想ですが、それを実現するために多くの経営者が苦労をしているのが現状です。それを実際に行っている経営者の手腕が伺えます。

シェイキーズとウェンディーズに関してはイタリア料理ブームや消費者の趣向の変化によって経営が振るわなかった時代があり、その後、戦略を転換し、今の時代にあった戦略をとることで業績を伸ばしています。

不易流行という言葉がありますが、本質は変えず(不易)に時代に合わせて変えてゆくこと(流行)の大切さを感じました。






posted by CYL at 09:07 | がっちりマンデー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする